実は難しい!小学校低学年への学習指導~高学年よりも大切な“学びの土台”~

「高学年になってきたら、そろそろ塾かな…」
「教えるのが難しくなってきたから、専門家にお願いしたい…」

小学生の保護者の方から、こうしたお声をよくいただきます。
しかし、塾を運営している立場から本音をお話しすると、

「実は、一番教えるのが難しいのは“低学年”なんです」

今回は、このあまり知られていないけれどとても大切な「低学年の学習指導の難しさ」についてお話ししたいと思います。



◆ なぜ低学年の学習指導は難しいのか?
一見、内容はとてもシンプルに思えます。
・数を数える
・簡単なたし算・ひき算
・ひらがなの読み書き
・短い文章の読解

しかし実は、ここには 「初めて学ぶからこその難しさ」 があるのです。

◎ 大人にとっては“当たり前”、でも子どもにとっては“未知”の世界
例えば「12+9=?」という問題。
大人ならすぐに「21」と答えられますが、低学年の子どもにとっては、「数の感覚」「繰り上がりの考え方」「数字の意味」など、すべてが新しいものです。

つまり、“何がわからないのかが分からない”状態になりがちなのです。



◆ 教えるのが難しい理由は“伝え方”にある
低学年の子への指導で大切なのは、内容の難易度よりも、
「どう伝えるか」という点に尽きます。

・子どもが知っている言葉で伝える
・先回りして答えを言わない
・本人のつまずきを正確に見抜く
・毎回同じことを繰り返し説明する根気
・集中が切れないように工夫する環境

これらすべてが必要です。

保護者の方がつい言ってしまう「なんでこんなのも分からないの?」
実は、子ども側の視点からすると「分からなくて当然」なことが多いのです。



◆ 低学年でのつまずきは“あとから”表面化します
低学年のうちは、表面上は「なんとなくできているように見える」ことがあります。

しかし、その理解があいまいなまま進んでしまうと…

高学年になったときに「急に勉強ができなくなった」

という状態になります。

これは、低学年の段階での“学びの土台”がぐらついていたことに原因があるのです。

特に、「読み取り」「言葉の理解」「計算の仕組み」などの基本的な力は、あとから取り戻すのがとても難しい部分です。



◆ 彩北進学塾の対応:実は低学年もお任せください!
彩北進学塾では、小学4年生からの募集ですが、
実際には 低学年の学習相談・指導 にも対応していますし実際小3以下の生徒もおります。

これまでの豊富な指導経験により、

どんなお子様に対しても、今の状態に合った最適な学習法をご提案しています。

「うちの子、ちょっと読み書きが不安かも…」
「算数がよく分かっていない気がする…」
「集中力が続かない…」

こういったお悩み、ぜひお気軽にご相談ください。



◆ 低学年こそ、学習の“スタートダッシュ”を大切に
「できるようになる」ことももちろん大切ですが、
それ以上に、「学び方を身につける」ことが低学年の学習では最重要です。

そのためにも――

・お子様の「わからない」を見逃さない

・親子で悩みすぎず、第三者のサポートも活用する

・長期的な視点で、「今が大事な時期」と捉える

ことが大切です。

彩北進学塾では、保護者の方との面談や学習相談も承っております。

低学年からの「学びの基礎づくり」、一緒に始めてみませんか?

📞 お問い合わせはお気軽にどうぞ!