夏休みの大敵!?作文攻略法をお教えします

こんにちは、深谷市の少人数制個別指導塾、彩北進学塾です。

今日は夏休みの宿題お手伝い講座を実施しました。
毎年この時期になると、多くの生徒さんが頭を抱えながら持ってくる宿題があります。それは…「作文」です!
特に「読書感想文」と「税の作文」は、毎年多くの生徒さんが苦戦している代表格。今回は、この2つの作文攻略法をお伝えしたいと思います。

読書感想文は「あらすじ」じゃない!
読書感想文でよくある失敗パターンは、感想文なのに「あらすじ」になってしまうこと。「主人公の○○は△△をして、その後□□になりました…」なんて書き方では、それはただの本の紹介文です。

また、あちこちの内容から思いついたことを書き連ねるだけでは、まとまりのない文章になってしまいます。

書く前に必ずやってほしいこと
いきなり原稿用紙に向かうのではなく、まず次の点を整理してみましょう:

・なぜその本を選んだのか

タイトルに惹かれた?友達に勧められた?表紙が気になった?

・どの場面に共感・違和感を持ったか

主人公の行動や考え方について、自分ならどうするか?

・読む前と後で変わったことは何か

・新しい発見や、考え方の変化はあったか?

・日常生活や将来に役立ちそうなことはないか

・この本から学んだことを、どう活かせそうか?

これらを事前に整理してから書き始めると、途中で「何を書けばいいの?」と迷うことがグッと減ります。

読書感想文の鉄則
本は必ず最後まで読みましょう!
あとがきだけ、最初の数ページだけ読んで書いてはいけません。せっかくの機会なので、1冊丸ごと読んでから感想文に取り組んでくださいね。

「税の作文」攻略のコツ
もう一つの難敵が「税の作文」です。多くの生徒さんが「税って何を書けばいいの?」と困っています。

''まずは税について知ろう
作文を書く前に、基本的''な知識を整理しましょう:

・税とは何か:みんなで社会を支えるための仕組み
・税の使い道:学校、病院、道路、警察、消防など
・税の種類:消費税、所得税、住民税など

身近なところでは 消費税 が分かりやすいですね。コンビニで買い物するときに必ず払っているものです。

作文の組み立て方

・税について知ったこと・分かったこと
調べて初めて知った税の種類や使い道

・税がどんなことに役立っているか(身近な例)
学校の校舎、通学路の街灯、図書館、公園など

・だからこそ税は大切
社会全体を支える重要な役割

・将来への決意
働くようになったらきちんと納税する
税が正しく使われているか関心を持つ

このような流れで構成すると、説得力のある作文が書けますよ。

最後に
作文は確かに難しいものですが、準備8割、執筆2割 と言われるほど、事前の整理が重要です。いきなり書き始めるのではなく、まずは材料集めから始めてみてください。

困ったときは、いつでも彩北進学塾にご相談くださいね!一緒に頑張りましょう。