【中学生保護者必見】夏休み「塾で疲れた」と言い訳する子への対応術

夏の講習2日目を迎えました。この時期、保護者の方からよく聞く声があります。

「塾には行ってるんですけど、家では全然勉強しないんです...」



よくある夏休み序盤の親子バトル
パターン1:「塾で疲れた」作戦
子「今日塾で頑張ったから、家では休憩する」

 親「でも宿題は?」

 子「明日やる」 

→ 明日になっても同じセリフの繰り返し

パターン2:「夏休みはまだ長い」作戦
子「夏休みまだ始まったばかりだし」 

親「だからこそ今からやらないと!」

 子「大丈夫、間に合う」

 → 8月下旬に大慌て(毎年恒例)

パターン3:「友達も同じ」作戦
子「○○ちゃんも家では勉強してないよ」 

親「○○ちゃんは関係ない!」 

子「みんなそうだって」 

→ 根拠のない安心感に逃げ込む



なぜこの現象が起きるのか?
実は、これには理由があります。

1. 環境の切り替えができていない
塾では「勉強モード」になれるのに、家に帰ると「リラックスモード」に。特に夏休みは学校がないため、メリハリがつけにくい状況です。

2. 「やった感」で満足してしまう
塾で2-3時間勉強すると、それだけで十分頑張った気になってしまいます。

3. 夏休みの長さへの油断
40日間もあると思うと、「まだ大丈夫」という心理が働きます。



彩北進学塾流・この問題への対処法
即効性のある方法
・帰宅後30分ルール:塾から帰ったら、必ず30分だけでも机に向かう
・場所を変える:家のダイニングテーブルなど、普段と違う場所で
・宿題の「見える化」:やるべきことを紙に書いて貼る

根本的な解決策
・小さな成功体験を積む:簡単な問題から始めて達成感を味わわせる
・勉強時間より勉強習慣:長時間より毎日続けることを重視
・親子で目標設定:「お盆までにここまで」など、具体的な中間目標を



最後に保護者の皆様へ
この時期の「やらない」は、実は正常な反応です。
完璧を求めず、「昨日より少しでもやれたらOK」くらいの気持ちで見守ってあげてください。

夏の講習はまだ始まったばかり。お子さんの変化を信じて、一緒に頑張りましょう。

何かお困りのことがあれば、いつでもご相談ください。