♀️本当に怖いのは「時間」が目的になること!深谷市の保護者様へ

深谷市の彩北進学塾です。

小中学生、特に受験生にとっては、「勉強時間」が常に大きな話題になります。

「友達は何時間やっているんだろう?」
「今日は〇時間勉強できた!」
といった会話は、私たち塾講師もよく耳にします。

お子さんを持つご家庭では、「勉強時間」が大きな関心事になっているのではないでしょうか。

「うちの子、全然机に向かわない」
「他の子はもっとやっているのでは?」といった不安は尽きません。

確かに、勉強は時間をかけなければできるようにならないのは事実です。学力は、ある程度の勉強量に比例して伸びていきます。

当塾で中3生に「平日5時間、休日10時間」といった目標を伝えるのも、その「量」の目安を示すためです。

しかし、私たちはここで強く訴えたいのです。
時間や回数は、あくまで「目安」であり、絶対ではありません。

そして、「時間や回数で決める勉強ルール」こそが、お子さんの学習意欲と成長を阻害する最も危険なワナになり得るのです。

「〇時間やればOK」が招く「サボりの口実」

お子さんが幼い頃から、「勉強=時間」という感覚が刷り込まれてしまうと、それは厄介なものに変わります。

例えば、「今日は3時間勉強しなさい」という指示を受けた子どもが考えるのは、「どうやって3時間を勉強するか」ではなく、「どうやって3時間をやり過ごすか」です。

・無意味に時間を引き延ばす(ダラダラと鉛筆を削る、ノートを意味なくカラフルにする)

・「やっているフリ」をする(机には向かっているが、頭は別のことを考えている)

・時計とにらめっこ(とにかく時間を達成することが最優先になる)

結果として、「3時間やったから今日はもういい」という、サボるための完璧な口実を手に入れてしまうのです。

これは、多くの小学校で推奨される「学年×10分」ルールが典型です。このルールは「この時間だけやればいい」という意識を生み、本来の学習目標が置き去りになります。机に向かわせるための「親向けのアピール」になってしまい、肝心な「学力向上」という成果は出ないのです。

勉強の目的は「時間」ではなく「習得」です

私たち大人が、そして保護者様が、お子さんに幼少期から伝え続けるべき真実は一つです。

勉強の目的は、時間を消費することではありません。

勉強とは、以下の「目的」をもって行うものです。

【習得】 できないものをできるようにする

【理解】 新しいことを学び、身に着ける

【完遂】 今日はこれをやりきる

「わかる」までの時間は、お子さん一人ひとり違います。簡単な計算問題でも、10分で終わる子もいれば、1時間じっくり考える必要がある子もいます。

理解力、記憶力、解くスピードは、人それぞれ異なります。それなのに、大人が一方的に「時間」で区切ってしまうことは、理解できていない子に焦りを与え、理解できている子には「もっとやれたのに」という時間の無駄を生んでしまいます。

「テストのスピードをつける」「過去問や予想問題を解く」という目的以外で、「時間」を勉強のゴールにしてはいけないのです。

「回数ルール」も要注意!ゴールは「わかるまで」

これは「回数」にも言えます。「ワークは3回やりなさい」というルールも、「3回やれば分からなくてもOK」という免罪符になりがちです。

完璧に理解できた部分は、1回でも構いません。

覚えられない、苦手な部分は、5回でも6回でも、「できるまで」やる必要があります。

「最低3回」というのは、あくまで「そのくらいやらないと定着しないことが多いよ」という経験則からの目安です。その子の習熟度に合わせて、回数を決めるのはお子さん自身であるべきなのです。

深谷市の保護者様へ:今日から「声かけ」を変えましょう

この「サボりの口実」になるルールを、幼い頃から与えてしまうのは非常に危険です。お子さんの自立的な学習力を育むため、ご家庭でぜひ、声かけを変えてみてください。

×避けてほしい声掛け

①「あと30分やれば今日は終わりだよ」

②「このワークは3回やるって決めたでしょ」

③「とりあえず机に向かってなさい」

〇伝えてほし日声掛け

①「今日はどこまでできるようにしたい?」

②「この問題を完璧に理解するためには、あと何回くらい練習が必要かな?」

③「今日のゴールは何にするか一緒に決めましょう」

勉強は、「時間を投入すること」ではなく、「成果を獲得すること」が目的なのです。

ぜひ、この本質をご家庭でもお子さんと共有し、時間や回数に縛られない、本質的な「できた!」を積み重ねる習慣を身につけていきましょう。

彩北進学塾は、深谷地域のお子さんが「時間」ではなく「習得」にこだわって学習できるよう、目標設定と指導を行ってまいります。何かお困りのことがあれば、いつでもご相談ください。