残り100日を切る!合格を掴むために「やらない日」を作らない鉄則と保護者の役割

深谷市の受験生と保護者の皆様、いよいよ私立高校入試まで残り100日を切ろうとしています。個別相談会も本格化し、「もうすぐだ」という緊張感と期待が入り混じる時期でしょう。当塾では、この残りの期間をどう過ごすかが、合格の行方を大きく左右すると考えています。

近年、受験生を取り巻く環境は変化し、かつてのような「一生で一番勉強した」という経験をする生徒が減っている傾向があるのは事実です。自習時間が減り、授業が終わるとすぐに帰宅する生徒の割合が増えているのを感じます。「そこまで頑張らなくてもいいのでは?」という時代の流れもあるのかもしれません。

しかし、上位校を目指す生徒、ギリギリのラインの学校に挑む生徒、そして学力が低くても何とか合格を掴みたいと願う生徒にとって、この残り日数の過ごし方は極めて重要です。

合格への最短ルート:
「やらない日は作らない」
この残り期間で、私たちが最も重要だと考えることは、「やらない日は作らない」という鉄則です。

スポーツの世界でも、一流選手は毎日トレーニングを欠かしません。勉強も全く同じで、むしろその要素は大きいと言えます。

成績は下がるのは一瞬、上がるのは大変: 日々の積み重ねこそが、確かな学力となり、本番で「もの」を言います。受験生にとって、一日の重みを理解してほしいのです。

習慣の力: 1日勉強を「やらない」と、「今日もいいか」とサボりが習慣化してしまいます。逆に、毎日決まった量をこなすことで、それが生活のリズムとなり、習慣になります。そうなれば、受験勉強は格段に楽になり、力がつきます。

この「毎日続ける強さ」を身につけることが、残りの期間で最も確実な合格への道です。

深谷市の保護者様へ:
受験生を支えるための「しない」約束2点
受験勉強は、生徒本人の努力はもちろんですが、ご家庭の協力が不可欠です。保護者様にお願いしたいのは、お子様の努力を邪魔しないための**「しない」**約束、以下の2点です。

1. 「急な予定」を入れないでください
お子様が決めた時間に勉強している時、突然の「〇〇へ行こう」「急遽、用事があるから」といった予定は、せっかくできた勉強リズムと習慣を崩してしまいます。

リズムの崩壊: 計画的に勉強することは、自己管理能力を育み、安心感にもつながります。急な予定は、その安定したリズムを断ち切ります。

モチベーションの低下: 突然の中断は、「どうせ途中で中断されるなら…」とモチベーションの低下にもつながりかねません。予定は事前に共有し、勉強時間とバッティングしないようにご配慮をお願いします。

2. 「特別な日」を作らないでください
「今日はクリスマスだから」「お正月くらいは休んでいいんじゃないか」といった「特別な日」は、受験生にとっては作らないでください。

受験までの日数の価値は全て同じ: 受験までの日数は決まっています。どの日も同じ1日であり、同じだけの価値と意味を持っています。「今日はやらなくていい」という日を作ってしまうと、「今日はサボってもいい」という甘えにつながります。

ご家庭での姿勢が重要: お子様が「今日、何もしない」とゴロゴロしていたら、「勉強しなさい」と言いたくなりますよね? クリスマスやお正月でも、価値は全く変わりません。

もちろん、年中行事や伝統は大切です。ご家族で楽しむことは素晴らしいことですが、必ず「決めた勉強量」は守るということを大前提にしてください。例えば、楽しいイベントの前に「この時間までにやる」と決めておくなど、メリハリをつけることが大切です。

彩北進学塾の決意
彩北進学塾では、受験生にとって「やらない日」を作らせないため、クリスマスも大みそかも、そしてお正月も、他の日と同じように授業を行います(もちろん、時間は調整しています)。

面談では冗談交じりで「今年はクリスマスもお正月も、すべてのイベントは合格発表の時に!」とお伝えしていますが、これは本音でもあります。

深谷市の受験生を支える保護者の皆様、口出しをしすぎず、お子様の勉強を見守ること。これが、今、最も大切なお子様へのサポートです。

残りの日数を大切に、一歩一歩、合格へ向けて進んでいきましょう!