古文の学習

2学期の期末テストでは、国語の範囲に「古文」が入っている学校が多いと思います。

1年生は、「竹取物語」・2年生は「平家物語」。3年生は「奥の細道」でしょうか。もちろん範囲外の学校もありますが・・・

さて、定期テストの古文の勉強方法ですが、まず前提として、古文は日本語とは思ってはいけません。日本語だからどうにかなるかな、というのが最もいけない考え方です。英語と同様に別の言語と思ったほうが良いですね。

また、ワークだけで満足もいけません。

では、まず何か・・・

英語と同様なのですが、定期テストの古文に有効な学習は「音読」です。

歴史的仮名遣いがしっかり読めるということは当然として、きちんと音読できるということは、内容もほぼ理解で来ている状態になりますので、どんな問題が出てもある程度はクリアできるはずです。

英語と違ってスペルが分からないということもないので、必死に書く練習は要りませんが、声に出して読むことが大切です。

重要単語も英語同様に覚えておかなければなりませんが、特に、同じ言葉でも現代とは意味が異なるものは覚えておきましょう。

それから、古文では、文学史的な問題が出題されます。

いつの時代にかかれたのか?作者は?ジャンルは?そして、そこに関連する項目などですね。

単語の確認、音読、文学史などきちっとしておいてから、ワークなどの問題に取り組みましょう。きっとすらすらできると思います。

受験の問題とは違い、学校の授業や塾の授業である程度は、内容も把握しているわけですから、上記のような学習だけでもほぼ問題なく点数が取れると思います。

中学1年生は、まずは歴史的仮名遣いを完璧にしましょう。

理屈でやっているうちは身につきません。音読しながら体で覚えてしまいましょう。

早速、今日から試してみましょう。