学力の土台

深谷市栄町にある中間・期末テストに強い彩北進学塾のブログです。

さて、時々書いているのですが、勉強を頑張っていてもなかなか成績が上がらない人や勉強はできるのにテストや入試で失敗してしまう人を見ていると感じることがあります。

それが、基本的な生活がしっかりできているかいないかという違いです。彩北進学塾はその辺はしつこく指導をしています。なかなか直らない生徒や変わらない生徒もいますが、そのへんは根気強くやるしかないと思っております。塾は勉強だけを教えていればいいという考え方もありますが、それは人それぞれで、私自身は勉強を教えるだけでは意味がないと考えるので、しつけの部分には気を付けております。

しつけをする必要がない生徒だけを集めればいいのですが、それはそれでなんだか面白くないと考えてしまう自分がいます。勉強以外の部分も見ていきたいところがあるからです。しかし、それが勉強や成績につながるものなのでやはり大事にしていきたいですね。

まずは、「あいさつ」です。これは年々、できない・しない生徒が増えてきているのを実感しております。基本的にはこちらから先にするのですが、返ってこない生徒が多いこと。目の前で挨拶をしても何も返ってこない生徒がだいぶ増えました。かといってこちらがしないということはありません。いつかは返ってくるだろうと思って、無理やりや強制することなく、こちらから挨拶をしています。挨拶くらいはできないと、と思いますが、これは勉強云々というより生きていくうえで不可欠なものですね。

そして、細かいところを挙げていくときりがありませんが、いろいろあります。脱いだ靴をそろえる、トイレを使用後はふたを閉める・電気を消す、借りたものはきちんと元の場所へ返す、授業前に授業準備をする、休み時間にトイレを済ませる、授業を受けるときに足を組まない・肘をつかない・私語をしない、自習の時は無駄な私語はしないなどありますね。

こんな当たり前のことができない生徒が非常に増えてきていると思っております。まして、小学校の低学年ならともかく中学生になってまでもそうですから、この先が大変です。ですから塾ではこういったところまで細かく確認しています。

上記に書いたのはほんの例ですが、塾内ではなく、普段の生活でも挨拶や時間を守る、もっと言えば早寝早起きをする、ゲームやスマホはルールを守って使う、家事の手伝いをする、きちんと毎3食食べるなどもやはり大事になってきます。

このような基本的な生活がきちんとできている場合は成績がよい場合が多いですね。成績が良いからそうなのではありません。こういった当たり前のことができるからこそ成績が良いのです。学力の土台になっている部分は基本的な生活だからです。基本的な生活ができていない場合は、学力はある程度までしか伸びません。

勉強だけできれば文句ないだろう、と言われるかもしれませんが、必ずどこかに欠点が生まれます。土台の部分がしっかりしていないからです。なんでも言うことを聞くいい子になれということではなく、先ほども書いたように当たり前のことができる人になってほしいということです。それができれば自然に学力も伸びますし、勉強も嫌ではなくなっていくでしょう。

勉強ができるようになりたいのならば、いったん立ち止まって自分自身が基本的な生活やルールを守れているのか、当たり前のことができているのかを確認してみましょう。意識してすぐに直せば、きっと成績もよくなっていくでしょう。


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