見直しが見直しになっていない

深谷市の中間・期末テストに強い彩北進学塾のブログです。

中学生は2学期の中間テストの日程が近づいてきましたね。テストの範囲表も出始めております。いつもと同じ失敗をしないようにいつもとは違う形で計画を立てて実行していきましょう。

さて、テストでもそうですし、ふだんの問題演習などでもそうですが、小さいころから「見直しをしっかりしなさい」と言われた経験があると思います。そして、ほとんどの人が、時間がなくて終わらない時以外は見直しをしていると思います。

しかし、見直しとはいったい何をする時間でしょうか。そもそも見直しが見直しになっていない人が多いと思っております。

今回は、テスト結果が返ってきたからの見直しではなく、あくまでもテスト中や問題演習をしている最中の話となります。

見直しは、間違っているのかどうかを確認する時間ではありません。間違っているものを探すのが見直しです。つまり、間違っているという前提で見ていく必要があります。ほとんどの場合、間違えていてもそれには気付きません。ただ解答用紙を眺めているだけでもダメですし、かといって、問題をボーっと見ていても見直しになりせません。

まずは問題文をもう1度読むことです。

聞かれたことに対してきちんと答えているか、文末はおかしくないか、記号問題なのに記述で書いていないか、間違っているものを問われているのに適切なものを選んでいないか…こういうところは実際に問題を解いているときは勝手な思い込みで解答している場合がありますので、見直しの時に、間違っていると思って厳しく読み返しましょう。

そして、もう1つ大事なことがあります。表記のミスがないかです。

漢字の間違い、誤字・脱字はないか、カタカナはきちんと書けているかなどは、やはり間違っているという前提で見ていかないと気付くことはむずかしいでしょう。英語で言えば、スペルミスがないかですね。

数学では、私は生徒に良く言うのが、「計算ミスがないように計算問題は時間をかけて何回もやっても良い」ということです。計算ミスは、問題の計算ミスもあれば、その途中段階での単純な加減乗除のミスがある場合がありますので、ひっ算をしっかりと大きく書かなければなりません。これを残しておけば、見直しの時にすぐに判別できます。

時間がかかるものの見直しは後回しにする方がよいでしょう。意外に見直しも時間がかかるものですから、シンプルで単純な問題を先に片付けておきましょう。

見直しをしていて、「やっぱりこっちが正解かな?」など特に記号問題ではあると思います。しかし、できるだけ最初に書いた答えにしておきましょう。絶対に違うという確信がない場合は、最初に書いたものが正解の方が多いはずです。

このように見直しをしっかりとすることで取れたであろう問題を落とすことは少なくなりますので、すぐに実践してみましょう。


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