子離れ

深谷市にある彩北進学塾です。

さて、これまでたくさんの生徒を見てきたわけですがと同時に保護者の方、特に多くの母親を見てきましたが、年々、子離れできない親が増えてきているのではないかと感じております。

親と子どもの距離が非常に近くなっているという言い方もできますが、良い面ももちろんあるのですが、デメリットも相当あります。

子育ての目的は子どもを自立させることにありますが、子離れできない親がいることで子どもの成長を妨げている場合が多いです。

中学生まではまだよいのですが、高校を卒業したら自立していなくてはいけませんので、高校生のうちにしっかりと子離れをしてほしいと感じます。もちろんもっと早くても良いのですが、完全放置とは違いますので、気を付けなければなりません。

子離れできない親の特徴を見てみると、多くの場合が子ども自身に決める権利がありません。「何時に寝なさい」「洋服はこれを着てね」「お風呂はこの時間に入って」「この習い事をしてみれば」「部活はこれがいいんじゃない?」など、子ども自身が決めることがなくすべて親が決めていることが多いです。年齢が小学生くらいまでは良いですが、中学生も後半になったら子どもが決めるようになっていないとまずいですね。高校生になったら特にそうです。

自分で何かを決めることができない人間に育ってしまいますので、最終決定権は子ども自身にあったほうが良いと思います。当然、お風呂や食事の時間などは家庭の事情や都合がありますので完全に子ども自身に決めさせることはできませんが…

また、子どもの意見や考えを聞くことなく、親の言う通りにさせようとする特徴があります。要は、怒ることと同じですが、人間は自分の思った通りにならないと怒るわけですが、親の言う通りにならないと怒るというのがこの特徴です。親の考えと違うことをするとすぐに叱ったり怒鳴ったりするわけですが、これは子どもの自由や考える力を完全に奪ってしまいますね。親の威厳で子どもを支配すると子ども自身に想像力が育ちません。親の前だけいい子になるタイプに多いです。

さらに、子どものことに干渉しすぎるという特徴も持っております。子どもの予定・スケジュールを親が把握していないと気が済まないわけです。極度な心配性ともいえます。子どものために何かをしなくてはという思いが強いので干渉したくなってしまうわけです。知らないと不安になってしまうので、余計です。子ども自身の親離れも遅くなります。

高校生になると中学生までとは違い、子ども自身が多くの情報に触れるわけですが、子ども自身がきちんと情報を得て行動できるようにするためにも中学生後半には子離れしていきたいところです。要するに子どもが親離れをしようとしているタイミングをきちんと見極め、そのタイミングで子離れしなくてはなりません。

高校生になると人間関係も広くなります。行動範囲も広がります。また、親への反発も強まっていくことでしょう。

今までとは違い、子どもを1人の他人と思って接する段階です。

子どものことを24時間監視することはできませんし、トラブルや危険を先回りして排除してしまう、介入してしまえば、いつまでたっても1人では何もできない人間になってしまいます。心配すればするほど子どもの自立が遅くなるだけです。親がいなければ何にもしない人間になります。

一気にすべてを子ども任せにする必要はありませんが、少しずつ子離れをしていかなければなりません。

彩北進学塾にも高校部がありますが、高校部では、中学部とは全く違う対応になります。基本的にやり取りは子どもとのみ行います。中学までは保護者面談や保護者会を行いますが、高校生はやりませんし、連絡も基本的には本人とのやり取りになります。欠席や遅刻する場合の連絡は原則、本人から連絡をしてもらいます。また、お知らせやイベントなどもすべて子どもに伝えます。親への連絡も子どもからさせています。高校生になったら基本的には親は登場しないくらいの感じなります。

そのようにして子どもがしっかりと自分自身のことを管理できるようにしていきます。いつ、どこで、何をするかなど自分で分かっていなくては意味がないですからね。

後日もう少し具体的な内容も書きますが、子どもが中学生になったら徐々に子離れをスタートさせていき、高校生になったら完全に子離れできるようにしてほしいと思います。

おそらくそれが学習面にもつながっていると過去の卒塾生を見ていても思います。

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