中学3年生が夏休みにやるべきことは?

深谷市にある彩北進学塾です。

今日は小中学校が1学期終業式でした。通知表はどうだったでしょうか。

さて、いよいよ明日から夏休みになるわけですが、受験生でもある中学3年生が夏休み中にやるべきことを書いてみようと思います。もちろん、他の学年も参考になることがあると思いますので、ぜひ読んでください。

中学3年生が夏休み中にやることは大きく分けて3つあります。

・きちんとした学習計画を立て、実行すること

・基礎基本の徹底

・中学1・2年内容の理解

となります。

まず1つ目の計画を立て実行することについて。

夏休みは、長いようで短くもあります。しかし、夏休みが受験に向けてとても大切な勝負の期間でもあります。ここでやるかやらないかがその後の学習に大きく影響してしまいます。

そこで、夏休みを有意義にするためにはまずは計画を立てることです。夏休みの目標や抽象的なことではなく、できるだけ短い期間にして具体的に決めることです。

勉強する教科や内容、やり方などを決めましょう。そして、それを守って実行することが何よりも重要です。計画表を作ることが目的でもなければ、そこに時間をかけても仕方がありません。5日や1週間、10日のいずれかの期間での計画を立てて実行します。1か月のように長い計画は計画倒れで終わるのがオチです。自分の実力や現状を踏まえ、短いスパンでのちょっと背伸びするくらいの計画を立てましょう。無計画は学習内容がちぐはぐになって、すべて中途半端になります。

学校の宿題がある場合は、7月中に終わるように予定を入れてしまいましょう。

2つ目。

基礎基本の徹底は、絶対です。3つ目の内容とも重なりますが、この夏休みは基本を大事にして何度も繰り返して行うことです。難しい問題や発展問題を解くのは今ではありません。まずはそんなものやらなくてもわかるけど、と思うような問題でも最初からしっかりとやり直すことです。この基礎基本を無視した学習は最終的には応用・発展につながらないので、結局は基礎基本から行うのが近道なのです。

どんなに偏差値の高い高校を目指していても同様です。正負の計算、be動詞、漢字や英単語、社会や地理の基本問題など、徹底して確認し問題を解いて完璧に仕上げていきましょう。2学期が始まるとなかなかじっくり時間をかけて基礎基本を行うことが難しくなりますので、今がそのチャンスです。

そして3つ目が中学1・2年生の復習ですが、これも2学期が始まってしまうと中3の内容でいっぱいいっぱいになってしまうほど中3の2学期の学習内容はハードです。夏休みに中1・2内容をきっちりと復習することで受験に向けての素地の部分を作れます。

中3生は意外に中1・2年生内容を忘れてしまっていますし、初耳!と言うようなこともあります。忘れているもの、うろ覚えのもの、避けてきたものなどいろいろあると思いますので、この夏休みを使ってそれらと向き合って取り組むことです。

中3内容は1学期分しかありませんので、復習はいつでもできます。よって、夏休みは中1・2年生の内容に絞って学習しましょう。

よって、まとめるとこうなります。

中1・2年生の基礎基本の問題を計画表に従って実行する。

その際に大事なことは、分からないものやできなかったものをそのままにしないということです。解答解説を見る、人に聞く、調べるなどして確認をして自力で解ける状態にしてください。

夏休み中は毎日10時間の学習ができるとよいですね。

最後は気持ちの問題なので、成績を上げるぞ、絶対受かるぞ、苦手を克服するぞという意気込みで取り組んでいくとよいでしょう。

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