答え合わせができない

深谷市栄町にある彩北進学塾です。

夏の講習もあとわずか。残り6日間となりました。

まだまだやれることもありますし、やらなければならないこともたくさんあります。残りの期間でしっかりと詰めていきたいですね。

さて、この夏休みの授業でもそうでしたが、塾が初めてであったり他塾から来た生徒によく見られるのが、答え合わせがきちんとできないということです。

彩北進学塾では、原則、小学生は先生が答え合わせや丸付けをしますが、中学生は適宜、生徒自身が答え合わせをします。答え合わせの仕方こそ勉強ができるようになるかどうかのポイントと言ってもよいくらいですが、答え合わせがきちんとできない生徒が多いのが現実です。

分かりやすい例で言えば、間違っていてもそれに気づかずに丸にしたり、合っているのに×をつけてみたり…。もっとひどくなると答え合わせをしながら、どこにその答えがあるのか見失ってしまったり、そもそもどこにその答えがあるのか分からなかったり…こういったケースが信じられませんが現実にあるわけです。

当然と言ってしまってはどうかとも思いますが、やはり答え合わせがいい加減な人ほと成績は良くない傾向にあります。面倒くさがっていい加減にやるのはまだ直せるのですが、しっかりやっているつもりなのに上記のようなことが起きているケースが厄介なわけです。答え合わせが間違っていることに気付かないわけですから、間違っているところがそのまま。結局同じミスを繰り返すことになります。

理想的な答え合わせは今までも何度となく書いてきましたが、丸か×かではなく、自分が書いた答えがあっていても間違っていても解説を熟読し、間違えた問題はなぜ間違えたか理解し、納得してもう1度自力で解けるかどうかを確認することです。できなかった問題がもう1度解いた時にはできなければ答え合わせをしたことになりません。

細かいところに気付けないということは、つまり勉強をしている時にもそういったところを意識していないということですので、点数に結びつかないわけです。

正しく丁寧に答え合わせをし、その答えや解説で勉強をするようにしていきましょう。その前に、きちんと答え合わせができるように注意して丸付けをしてみてください。こんなことくらいでと思うかもしれませんが、実は点数アップにつながりますよ。

彩北進学塾