古文の勉強をしていきましょう

深谷市にある彩北進学塾です。

中学生も高校生も学校の授業で古文に入っているところが多くなっておりますが、生徒に聞くと結構高い確率で「古文は嫌いです」と返ってきます。なぜ?と聞くとほとんどが、「何言っているかわからない」と言います。読んでも何を言っているかわからない、つまり現代語訳が分からないということでしょう。

今年在籍している生徒が全体的に古文が嫌いな生徒が多く、先日も古文の記事を書いたわけですが、再度書かなければと思ったわけです。

ものすごく極端に言えば、私はこんな感じでよいと思っていますが、それすらクリアできていない人が実に多いのです。

・中1…①歴史的仮名遣いが完璧に読めること②古文の最重要単語を20個は覚えている③登場人物をしっかりおさえて省略(特に助詞)に気をつけて読む④旧暦や十二支など基本的な知識事項が分かる

・中2…①動作主を意識しながら読む②打消し表現、疑問表現、係り結び、などの知識がある③現代語とは意味が異なる古文単語を覚えている④疑問詞を理解している

・中3…①現代語訳をして分かるところ、分からないところを分けることができる②全部訳せる必要はないが、「誰がーどうする」を追っていくことができる③だいたい本文の内容を理解することができる

・高校生…①古文単語は300語を覚える②古文文法を理解する

③古典文法を覚える(活用があるものは特に)※敬語の理解④文章の要約ができる⑤時代背景や古典常識も頭に入れる

学力にも個人差がありますのであくまでも目安のようなものですが、目標としてほしいと思います。また、「音読」はいつも書いているように非常に効果的な学習方法ですので、特に古文が苦手な人はぜひ実践です。

また、そもそも古文の勉強を何もしていないのにできるようになるわけはありませんので、古文の学習時間もきちんと確保して勉強することが大事なのは言うまでもありません。

なかなか1人ではやりにくい科目かもしれないので、塾や周りの古文が得意なお友達などいろいろと聞いたり、教えてもらったりも良いでしょう。

ちなみに埼玉県の高校入試の古文は、文章が少し長いですが、それほど難しくは無いので、過去問などで実際に解いてみるとよいかもしれません。

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