低学年のうちにしっかり音読を

深谷市の彩北進学塾です。

よく書いている話題にはなりますが、「音読」についてです。

子どもたちを見ていて、最近は本当に音読をしてほしいと切に思います。

子どもたちの語彙力や理解力が著しく低下している傾向にあるのを実感しております。算数を指導していても計算はできてもちょっとした文章になると理解できない生徒が多くなってきております。

極端に言うとこのような問題でも

Q: 「2個で10円のものがある。1個いくら?」と。

A: 「1個10円」

と答えることが珍しくないです。

他にも

A: 「20円」

A: 「8円」

などの解答も。

そんなわけないかと思うかもしれませんが、20個で300円のものがあって1個いくら?となるとさらにできなくなります。

計算は機械的にやっているので、考えるという思考になりません。どんなに計算が得意で先の学年まで進んでいても肝心な今やって学年の問題ができない生徒は非常に多く存在します。

会話をしていても成り立たないこともあります。

解決する方法に1つが、「音読」です。

そして音読は小学生であればおそらく学校の宿題で毎日課されていると思います。

ここは親がしっかり責任を持って行ってほしいものです。読んでなくても読んだことにしてサインしたり、読んでいても全く聞いていないで子どもが勝手に読んでいたり…

音読の効果はこれまで何度となく書いてきましたが、子どもに本当に学力で困ってほしくないならば、音読をしっかりさせてほしいと思います。

音読は小学生になったころはきちんとしているはずです。このころに親がどう対応するかでその後が決まりがちです。

きちんと子どもの音読を聞いて、そして終わったら感想を言ったり褒めたり、内容を質問したりすることで子どもはまた読もうと思います。誰かが聞いてくれているから読めるのです。独り言で音読は張り合いがないのですのでやる気がなくなります。

また、区切りがおかしかったりイントネーションや漢字の間違いなどがあったらきちんと聞いていれば気付けるはずです。それを伝えることで子どもの語彙力はどんどんついてきます。指摘ばかりしていても音読嫌いにさせてしまいますので、きちんと読んだことを認めたうえで直してあげましょう。

時間がないのは重々承知ですが、中学生や高校生になって全然勉強ができなくて苦労することを考えたら大したことではありません。

読書も同じです。

子どもの読書は、語彙力だけなく、想像力や思考力、判断力など今求められているものもしっかり身に付きます。そのためには保護者の皆様が楽しそうに読書をすることです。その姿を見せることで読書=楽しいもの、となります。

親が読むこともないのに子どもにいくら本を読めといったところで読むわけがありません。もっと言えば、未就学のころから読み聞かせなどをたくさんすることで本の面白さを知ります。

読書をすれば必ず成績が良くなるわけではありませんが、読書もしない、音読もしない、活字に触れないとなると、学力が上がらない傾向にあります。

今年の入試問題を見ても、問題文はどの教科も長くなっています。その教科云々ではなく、きちんとその書いてある問題が理解できるのか、聞いていることと答えることがわかっているかなどのほうが大切になっています。

いつでもはじめられる「音読」。最低でも小学生の間、できれば中学まで続けてほしいものです。

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