勉強の仕方がわからない

テストが近くなってくると、生徒たちの中からこんな声が聞こえてきます。

「どうやったらいい点とれるのかな」

「勉強してるのに、勉強の仕方が悪いのかな」

「なんで○○は何もしてないのに成績がいいのだろう?」

「やっぱり頭は遺伝ですか???」

などなど、いくらでも出てきます。

そのうち

「あ~、どうしよう?」

「できないー」

ってなります。

前々から塾に在籍している生徒は、学習の仕方を適宜伝えているのでいいのですが、入塾してから間もない生徒たちは、上記のようなことを言うケースが多いですね。

ある意味そう思うのは、なんとかしたい、ちゃんと成績を上げたいと思ってるからこそなので、よいことではあります。

勉強の仕方は、もし今までと同じにやっているならば今までとそれほど変わらない結果になるはずです。

でも何をどう変えればいいのかわからない、というのが正直なところではないでしょうか。

または、変えたいけど、学校ワークの提出があるからそれどころではない、という声も多くなりそうです。

今日、中学2年生のある生徒たちには具体的な話をしましたが、一言でいうならば、机に向かって何かを書くことだけが勉強ではないということ。それから、同じことをするにしても緊張感をもってやると成果が変わるということです。

家に帰ってきたら、今日の授業のことを思い出してみる。英語であれば学んだ単語、文法、本文の内容、先生のくだらないギャグなど…その思い出す方法の1つがノートを見ることですね。ノートを見るとその時の様子がよみがえりやすくなります。

これだけですが、立派な勉強です。むしろ相当効果が高いはず。

あるいは同じようなことですが、夜に覚えたことを朝起きたら思い出すだけでも今までと違った結果になるでしょう。

繰り返しの重要性は何度も書いておりますが、何も必死になって書かなくたって、思い出したり、よみがえらせることでも差が生まれます。

よく成績が良い生徒がボーっとしているのを見かけるかもしれませんが、前の授業や昨日やったことを思い出しているのかもしれません。

定着具合に相当な差が出ますのでぜひやってみてください。