なんで???

あるきっかけで、アドラー心理学を学ぶ機会がありました。もともとアドラー心理学というものがあったのは知ってはいたものの、詳しくは約3年前に学びました。その時から、アドラー心理学に関する書籍はたくさん読んで、また、アドラー関連のテレビなども視聴してきました。

アドラー心理学は、子育てに非常に役立つのと、こういう仕事をしておりますので、やはり生徒と接するときに随分と役に立っております。おそらく学んでからは、学ぶ前と生徒との接し方や会話もきわめて変化したのを実感しております。

使い方を間違えてしまうと、単なる自己中でわがままな、あるいは冷たくなってしまいますが、しっかり活用することで、生徒の成長や成績アップにも陰ながら貢献しています。

上記をふまえて、保護者の皆さまがお子様と接するときに参考になるようなことを書いていこうと思っておりますが、機会を見て書こうと思います。

今回は、アドラー心理学で学んだものではありませんが、それと通ずるものであり、私自身が以前からずっと思っているある言葉について書いてみたいと思います。

それは、「なんで~~しないの?」というセリフです。

これはスタッフの研修などでも必ず話しています。

「なんで勉強しないの?」

「なんで宿題やらずにゲームばかりするの?」

「なんで今スマホをいじるの?」

「なんでこれしか点数が取れないの?」

「なんでそんなことするの?」

なんで・・・

挙げたらきりがありませんが、ふと何気なく使ってしまていると思います。

「なぜ」と同じ言葉ですが、この、「なんで?」にはおそらく本来の意味である「なぜ」いわゆるwhy?ではないと思います。

「なんで勉強しないの?」は言い換えれば「今すぐ勉強しろ」という意味ではありませんか。

「なんで~しないの?」は、すべて理由を聞いているわけではなく、否定していて答えを求めているわけではないのではないでしょうか。

むしろ、言葉の通りに、理由を答えたりすれば、「言い訳すんじゃない」「屁理屈ばかり言わないの」「そんなこと聞いてない」のような返答がまた返ってきてしまうと思います。

このなんで~しないの?は答えを求めていないのであれば使わないほうがいいですね。私は意識して使わないようにしております。

「なんで宿題やってこないの?」と聞くことがありますがこれは本当に理由を聞いているのですが、子どもたちがこのセリフに対しては答えても意味ないというより「宿題やってこなくちゃダメ」という意味でとらえてしまうので、返答が返ってこなかったり、謝られたり…

という状況になってしまっています。

「なぜ~しないの?」は、言う側にとっても言われる側にとっても何のメリットもなく、むしろお互いの機嫌がさらに悪化する要因ではないでしょうか。

よって、何かをやってほしいのならば、逆の言い方ではなく、きちんと言いたいことをそのまま伝えるほうが良いでしょう。

「今宿題をやってしまえば、夜、早く寝られるよ」とか「ゲームするのもいいけど、ゲームする時間と同じように勉強もしちゃいなよ」などですね。

例が良くないのでそのままだとまたちょっと問題はありますが…

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