自己採点会

今日は、埼玉県公立高校入試本番でした。

私立高校入試、公立高校入試の日は、天気が悪い日が多く、今年も雨ということで受験生は大変でした。

明日、実技がある人もいますが、まずは入試、お疲れ様でした。

しばらくはゆっくりできるでしょう。

彩北進学塾では、入試当日の恒例行事であります「自己採点会」を実施いたしました。

この自己採点会には3つの目的を私の中で持っています。

1つは、当然、生徒たちがどの程度の出来だったのか、そして、合格の可能性を知ることです。

2つ目は、入試が終わって、ほとんどの生徒は落ち込んでおりますので、みんなが集まることにより元気が出る。

3つ目は、私自身が子どもたちの顔をしっかり確認することです。入試がどうだったか、この表情が、私たちのこれまでやってきた指導の通知表ともいってよいでしょう。

毎年のことですが、自己採点が始まると、生徒たちの元気がなくなります。だんだん静かになっていって、「やばい」「落ちる」「どうしよう」「もうだめだ」などのマイナスの言葉がたくさん聞こえてきます。

中には泣きそうだったり、泣いてしまったり・・・という生徒もいるわけですが。

この様子を見るたびに、「来年はこういう状況にならないように」と心の誓います。それでもどんなに出来がよくても「合格」となるまでは不安なわけですから、どうしても「マイナスの言葉」が出てしまうのは仕方がないとは思います。

それでも私たちの仕事は、希望する高校に入学してもらえるように全力で支援することですので、自己採点の際に、元気よく「完璧です。受かります。」といえるほどの実力をつけさせたいと思うものです。

例年、同じような感じになりますが、全員合格していることを信じて待つのみです。

ちなみに入試問題を見ると、国語では新傾向の問題が出題されました。ちょっと戸惑った生徒も多かったのではないでしょうか。

また、理科が非常に問題の量が増え、理解するのも難しかったのではないでしょうか。理科については、平均点が例年に比べて下がると思います。社会も若干、難化しましたね。

全体的に構成などは同じものの出題の傾向や形式が変わったものがありましたので、実力を発揮できずに終わってしまった生徒さんもいるかと思います。でも他のみんなも同じ条件です。

今日はゆっくり休んで、まずは今まで頑張った自分をほめてあげましょう。

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