学習時間

小学生を見ていると非常に忙しい中で生活をしている子が多いようです。

塾だけではなく、ピアノ、スイミング、習字、英会話、ダンス、スポーツ、そろばんなどなどさまざまな習い事があり、ほとんどの小学生が複数の習い事をしております。

私が子どものころには考えられなかったような1週間の動きです。まあそれはそれでよいとして、そうなると、学習時間がどうなのか、ということが気になります。

まず小学生は、高学年でも睡眠時間は少なくとも9時間は確保したいところです。体の疲れを取るのもそうですが、成長においていろいろな面からもその程度の睡眠を毎日取る必要があります。

ですので、6時30分に起床と考えると、21時30分には寝ないといけませんね。

では、学習はいったいいつやるのか、ということになります。

理想は、夕食前でしょう。

学校から毎日出される宿題などは、夕食前に済ませておきましょう。学校から出る宿題も最近は多くて大変なようです。

漢字ドリル・計算ドリル・プリント類、音読などに加えて、自主勉という名の強制的な宿題が2ページ程度あるのでしょうか。

すべてをきちんと行ったら1時間以上はかかりそうです。

その日の気分で量が変わったりする場合もあるので、厄介なものですが、学校から目安で出される学習時間は、

学年×10+10分という感じでしょうか。

小6であれば、

6×10+10ですから、70分ということになりますね。

宿題だけでも70分に達してしまいそうですが、毎日続けるわけですから70分でも結構大変です。

そこに家庭学習も行う場合もありますね。

そうすると90分くらいは学習をする時間になるわけです。

あまり多くても、気持ちの面でも、体力的な面でも疲れてしまって、集中力も切れ、ただ何となくやっている状態になってしまうかもしれません。

子どもがゲームや漫画ばかりだとつい、勉強しろ、と言いたくなってしまう気持ちもわかりますが、1日にやれる量や時間には適度、というものがあります。

過ぎたるは猶及ばざるが如し、という言葉がありますが、あれもこれもとなっているとかえって何もしていないのと同じ結果になってしまうかもしれません。

そして、学習するときは学習をして、それ以外の時は一生懸命遊んで、というメリハリ、けじめという部分が非常に重要です。

中学・高校になったら毎日2時間くらいは学習する時間を確保してやってほしいものです。

毎日2時間やれば1年で730時間になります。

長期休暇やテスト前など合わせれば1000時間になると思います。

1年間で1000時間の学習量は最低必要かと思います。

小学生と違って、中高生のほうが学習時間が少ない、というのが現実かと思いますが、2時間やれるように早い段階から学習習慣をつけて、毎日やる意志の強さを身につけてほしいと思います。

いろいろと書きましたが、毎日継続してやることがとにかく重要です。

勉強する時間を決めて、毎日その時間は学習をするのが理想ですね。

17:00~18:30とか、19時~21時とか決めたら何があってもその時間は勉強をする時間にあてるということです。

何をすべきなのかはまた次回以降の記事で書きたいと思います。

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