これらもダメダメ…

昨日、こういう感じの生徒さんは伸びにくい、という記事を書きましたが、伸びにくいどころか、成績が下降しそうなケースがありますので、これらは絶対にやめましょうというものをまとめてみます。

以前書いたものと重複しているものもあります。

・指摘するとすぐに自分の書いた答えを消そうとする

答えが間違っていたり、なぜそのようになったのかを聞くことがありますが、この問題が…と言っただけなのにすぐに消そうとする生徒さんがいます。これは何なんでしょうか。なぜそういう答えになったのかを確認する、あるいは、違っているから説明を加えようとしていますが、まだ一言だけなのにすぐに自分の答えを消そうとするのは、よくありません。合っている、合っていないにかかわらずなぜそうになったのかを聞きたいからです。消してしまうとなんて書いてあったのかすらわからなくなってしまいますので…

・教室のどこに座るか・・・特に後ろに座るのはダメ。

彩北進学塾でもそうなのですが、座席は自由にしております。3年前まではすべてこちらで決めていましたが、2年前より特に指定することがなくなりました。移転したあとは、座る場所に困らなくなったという理由からですが…

ただ、指定しないで自由に座らせる場合ですが、まだ空席が多い状態で塾に来た生徒がどこに座るかは私自身は結構気にしております。

絶対ではありませんが、傾向として、勉強が苦手な生徒ほど後ろや見にくい場所に座ります。特に、後ろに座るのはなぜか男子が多い気がしております。

逆に言うと、勉強ができる生徒ほど一番前に座ることが多いですね。過去の経験からもほとんどそうなりました。また、成績がそれほど良くなくても、勉強に対する意識が高かったり、やる気がある生徒は前に座ります。

これは、考えれば当然ですが、やはり勉強ができるようになりたかったら、座席指定だったり、そこしか空いていない場合を除き、前に座るようにしましょう。

・説明を聞かない

質問してきたものに対しての説明をしたり、答え合わせの際にする解説を聞かない生徒がおります。わからない、と自分から聞いてきても、説明をしだすと聞いていないわけです。

これは、とにかく最終的な答えだけを知りたい、答えだけ言ってくれればいいから、という気持ちの表れです。また、自主勉などの「やらされている勉強」や仕方なくやっていく勉強、も同様になります。考え方ややり方などはどうでもよく、とにかく答えが埋まればいい、ノートが埋まって終わればいい、という考えだからです。

説明を聞いていないので、同じ問題を2度やらせてもできませんし、もっとひどくなると、もう1回説明して、となります。

答えよりも大事なものが、やり方であったり、考え方であるはずなのですが、勉強ができなかったり苦手な生徒ほど、最終的な答えのみを求めてきます。

途中はいいから、答えだけ言って、とはっきり言ってくる生徒も時々いますが、間違いなく成績は上がりません。

・授業前に授業道具が準備されていない

彩北進学塾では、これは結構徹底しているので、ある程度の期間在籍していれば問題ないのですが、講習生や新規生徒などは、なかなかできるようになりません。私は毎時間、次の時間は○○だから、準備してから休み時間にして」と何度も何度も繰り返しています。授業が始まってから道具を出しているようでは、話になりません。そういう生徒は片づけるのは早いのですが・・・

というわけで、用意されていないと、すべてが遅れていきます。開くページを指示しても伝達されず、みんなが問題を始めたころにようやくテキストが開ける状態、なんてこともありますので・・・

さて、今回書いたものは、絶対に辞めるべき内容です。

あえて成績を下げるような取り組み方は今すぐにさよならしてしまいましょう‼

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