深谷市学習塾【彩北進学塾】
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毎年のように、志望校を決めるうえで、悩んでいる生徒がおります。それは、熊谷西高校を受験するか本庄高校を受験するかの2つで悩むケースが多いです。
もちろん、本庄高校か深谷第一高校にするか、または、深谷商業高校にするか、などの悩みもあるにはありますが、深刻なのは、最初に書いたように熊西か本高かの悩みです。
その理由はいくつかありますが、まず1つ目としてご存じのように、入試において英語と数学が本庄高校は学力検査問題に対して、熊谷西高校は学校選択問題を採用していることが大きくかかわっております。
学力検査問題の英語と数学は、基本的な問題が中心になりますので、本庄高校を受験するくらいの層であれば、70~80点くらい取れるはずです。逆に、学校選択問題は非常に難しいので、熊谷西高校を受験するような層でも、30~40点となってしまいます。
本庄高校を受験するなら、確実に点数を取り、おとしてはいけないとなりますし、逆に熊谷西高校を受験するなら、確実に国語・理科・社会で得点し、できる限り、英数も点数を取るという形になります。
そして、もう1つの要因は、倍率。
本庄高校はここ数年、非常に倍率が高くなっておりますので、1.2~1.4倍くらいになるでしょうか。逆に熊谷西高校がこのところ、1.1前後になってきているので、ある意味ねらい目でもあります。
また、もう1つ原因があるとすれば、微妙に偏差値が離れてはいるのです。本庄高校が58くらいだとすると熊谷西高校が62くらいです。
ただし、内申点もだいぶ入試結果には影響しますから、実質、本庄高校は偏差値56くらいで、熊谷西高校は60くらいとなります。
そうなると、偏差値が57~60くらいの生徒がやはり悩むことになります。彩北進学塾でもこの2校は毎年、最後まで決めかねる生徒がいます。
学力や偏差値だけでなく、入ってから何をするのか、どういった3年後を望んでいるのか、部活動は?、学校の雰囲気は?、通学時間や距離などさまざまなものを最終的には考えて選ぶことになります。
今まさに悩んでいる中3生や、このあたりの高校を視野に入れている中1・2年生は、どう考えるでしょうか…
熊西が選択している学校選択問題の出来で判断はしてはいけません。この過去問をやるとほとんど解けないので、自信も無くしてしまうかもしれませんし、危機感も生まれるでしょうが、先ほど書いたようにほとんどの受験生が学校選択問題はできなくて苦戦しております。みんな同じと考えていいでしょう。ですから、その問題の中で確実に解ける問題をおとさないようにすることと、国理社の3科目をしっかり得点すること、さらには、内申点を上げておくことが大事です。
ちなみに内申点で言うならば、
熊谷西高校(普通)であれば、36~38くらいでしょうか。
本庄高校は、33~36くらいになります。
入試において内申点は極めて大きな点数になりますので、この数字を超えるように勉強をする必要があります。
明日は、深谷第一高校その他について少し書いてみようかと思います。