今やるべき受験勉強

最後のセンター試験が明日・明後日と行われますね。

高3生のみなさんは最後まであきらめずに頑張ってください。

さて、中3生にとっては、私立高校間近、そして、公立高校入試までもあと1か月ちょっととなりました。

現在は、ほぼ最後になるであろう三者面談や生徒との個別面談を行っております。個別面談では、残りの期間でやるべきことを指示しておりますが、まだまだ1問1問の重要性がなかなか感じられない生徒が多い気がします。

塾生だけでなく、これを読んでくださっている方にも声を大にして言いたいことですが、とにかく1つの問題の重要性をしっかり理解してそれ相応の覚悟で勉強してほしいと思います。

今やるべきことは新たな知識を入れることでもなく、ものすごく難しい問題にチャレンジすることではありません。

今やらなくてはいけないことは、できる問題・点を取れるであろう問題に対して、絶対に落とさない、という学習です。

いまだに塾生でも数学などの大問1でミスをする生徒も多くいます。出来ないわけではありません。問題を読み間違えた、計算するときに数字を書き間違えた、単純にマイナスを書き忘れた・・・

さまざまありますが、それは甘すぎです。

「絶対に間違えない」という思いでやってほしいと思います。

入試では、家に帰ってきてから理解しても点数にはならないのです。その場で正解を書いてこなければならないのです。見なおしたらできた、とか、終わってから気付いた、では、すべて点数にはなりません。たった数点かもしれませんが、されど数点なのです。

漢字が間違っていないか、中途半端に覚えた知識はないか、分かっている気がしているだけの問題はないのか・・・を含めて、改めてもう1度基本に立ち返り、できる問題を確実に点数にしてくることが残りの期間での上積みになります。

要するに、理解している問題を間違えないための練習です。そのもとになるのが、問題の重要性を認識することです。入試は一発勝負です。一発勝負の時に確実に点数を取れる状態にしなければいけません。ですから、今この時期は、できる問題は確実に正解するようにしておかなければならないのです。

解説を読んで・他人に聞いて・うっかりで間違えてよく読んだできた、というような勉強ではありません。

そういうちょっとしたいわゆるミスをなくせば自然にまだ点数は上がります。問題を解くときは、どんなに簡単な問題でも、これであっているのか、と丁寧に確認し、確実に正解している状態にしていきましょう。

と、同時に、時間があればできる、時間をかければ理解できる問題は、できるだけ時間をかけずに解けるように練習をしておきましょう。

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