彩北進学塾は春期講習実施中ですが、感染予防も

今日は朝のニュース速報で驚きました。

やはり今日は志村けんさんの訃報に触れずにはいられないですね。8時だョ!全員集合やドリフ大爆笑を見て幼き日を過ごした自分としても非常にショックが大きかったですね。加トちゃんケンちゃんごきげんテレビもそうですし、志村けんのだいじょうぶだぁ、にしても毎回楽しませていただきました。

連日、新型コロナウイルスのニュースが飛び込んでくる中でも、今回の志村けんさんのニュースは多くの人が悲しみに包まれ、また、多くの人が新型コロナウイルスの怖さを改めて感じた日になったと思います。

そうした中でも彩北進学塾は通常通り春期講習を行っているわけですが、もはや誰もが感染してもおかしくない状況ですし、もしかしたら無症状で感染している人が身近にいるかもしれないわけです。

感染しないように予防することは当然ですが、もしかしたら自分も無症状で感染していると思って他人に感染させないようにと考えながら行動しなくては行けないと、京都大学の宮沢孝幸准教授のツイートを読んで認識を深めた次第です。

毎日、塾へ出勤したあとは全教室の換気、空気清浄機・加湿器をフル稼働し、各部屋の空間除菌から机・ドアノブその他手を振れる箇所の除菌作業、手指消毒の不足がないかのチェックなどをしております。職員の手指消毒、マスク着用、出勤後の手洗い・うがい、出勤前の検温を徹底しております。生徒たちにも塾へ来る前の検温やマスクの着用の協力、塾へ来た際は手指消毒なども行っております。

できる限りの感染対策や予防策を講じての授業・自習対応を行っております。それでも感染者が出る可能性もあるわけですが、とにかく生徒・保護者の皆さまの安全を第一に考えての行動と指導を行ってまいります。

子どもたちは自粛疲れになっていますし、正直、家にいても暇な状態です。部活動もありませんから体を動かすのも限界があります。聞けば、マンガを読んだりYouTubeなどの動画を見ている、あるいはごろごろテレビを見たり・・・と言っております。もちろん勉強もしているにはしていますが、当然といえば当然ですが、家で一人で学習はなかなかつらいものがあります。特に勉強が苦手な場合はさらにやらない状態が続くでしょう。

家の人から勉強をしろ、と強制されてやっている生徒も大勢いると思いますが、これは怒られないために、という目的となった「やっているフリ」の学習ですから成果はほぼゼロでしょう。または、宿題で出されたものをやるだけの「終わらせることが目的」の学習も無駄ではありませんが、時間に対しての成果はそこまででないわけです。

ですから、いろいろ言われることもありますが、塾としては子どもたちの学習の時間を確保したいわけです。自習の利用もたくさんおります。「家」という場所は、安らぐ場所、休む場所、家族との団欒の場所であるわけです。そこに一人で1日いるわけですから、気持ち的に勉強になるわけがありません。ある人が「何もすることがないと勉強でもしたくなりますね」と言っていましたが、こういう発想になるのはきわめて少数派ではないでしょうか。

学校や塾といった「場」がないとなかなか人は本気で学習をしようと思いません。普段から家で学習をしている人ならまだできるかもしれませんが、そうでない場合は、ほとんどが「とりあえず机に向かった」だけという結果に。やっている内容もちぐはぐなので、せっかくの時間がもったいないですね。

そういうわけで、春期講習での授業以外の自習についても、少しテコ入れをこの講習から始めております。ある程度、監視・管理をしながらの自習対応です。自習でも完全に自習ではなく、塾での滞在時間、やる内容などは把握して行っております。

もちろん息抜きも必要です。1日中家にいるのは苦痛ですから、塾という場が気分転換にもなるように、休憩時間には読書や運動、あるいは頭の体操のようなものを行ってもらっております。もちろん、ひたすら学習する生徒もおりますのでそこはそれでよいわけですが、うまくメリハリをつけて、講習含めて今後も続けてまいります。

小中学校の新学期再開も不透明になってきましたので、講習後のことも昨日より検討に入っております。

いずれにしても「命」より大切なものはありません。

体調不良であれば塾はお休みしていただき、また、新型コロナ感染への対策として塾をお休みすることも問題ありません。すべて通常に戻った際には振替や特別に授業時間を確保して対応いたします。

1日でも早くこの現状が去ってくれればと思いながらも長期戦を覚悟して彩北進学塾はやれることをやってまいります。

※明日は、新中学3年生に向けての今やるべき学習法を書きます。