中学3年生 もし実施

埼玉県公立高校入試に強い彩北進学塾のブログです。

さて、本日は中学3年生を対象に模試を行いました。

塾内では、「答案練習会」という名前で実施しておりますが、要は模試のことです。何が違うかといえば、問題を解くだけでなく終了後すぐに各自の答案用紙で自分自身で採点をするということです。さらにその採点も、解答と採点上の注意が非常に細かいので、どういった言葉がないと減点になるか、何がないと0点なのか、どういった内容を書けばよいのかを確認できます。

これをやることで答案のつくり方も同時に学べるわけです。さらに、その後、すぐに簡易的な志望校の判定も行います。過去2年分のデータ上でどうなのかということを目で見て確認できます。内申点とテストの得点の相関図で確認できます。

例年そうですが、この模試を行うとほとんどの生徒が帰るころにはブルーになっております。それだけショックが大きいというわけです。過去問や北辰テストに比べると、非常に細かく現実を見ることになるので、不安な気持ちになってしまうのです。この時期ですから簡単なものをやって自信を持たせることも大事だとは思いますが、まだ20日弱ありますから、最後の本気を見せてほしいのです。この結果を受けて、諦めてしまうようでは高校入学後も心配です。

生徒が採点すると同時に、全解答を私自身も採点してきちんとした点数を出して帳票を出しますので、自分の採点の結果との差も確認できますので、入試当日の自己採点会でも役に立ちます。

いずれにしても、この模試は終わった後が何よりも重要です。今回、だいぶ抜けている部分が明らかになりました。いまさらですが、これは間違えてはいけないという問題を多くの生徒が間違えておりました。まだまだやることは山ほどありそうです。

危機感を持って生徒たちが残りの期間を、今まで以上の集中力と気力で意識しながら問題を解いてくれることを期待しております。そうすれば本番の入試では良い得点が取れる状態が作れると思っております。

まずはやり直し。解説と採点上の注意をよく読んで、そして、バラバラになっていたり、曖昧だったり、中途半端な知識の部分を整理すること、その後、基礎基本の問題を解いてやりなおすこと。最後にもう1度、模試でやり直して、1つでも多くの出来ないをなくしてほしいと思います。

この模試は全部で4回実施いたしますが、意味のある模試にするように有効活用していくだけですね。

これからの残りの期間は、できる限り塾に引きこもって学習をしてほしいと思います。残り2週間ちょっとですから、ここからは勉強中心にしつつ、体調管理をして入試の日を迎えられるようにしてほしいと思います。

中学2年生の皆さんは1年後です。

今やるべきことを今やっておくことが1年後には大きな力になっているはずですから、まだまだ先と思わずに、今のことを全力で取り組んでいきましょうね。