中高生がテスト後に絶対にやるべきこと‼

深谷市にある彩北進学塾です。

まだテストが終わっていない学校もありますが、すでにテストを終えた学校も多くあります。

テストが終わると気持ちが緩んでしまい、学習モードから遠ざかってしまう人が多くおります。

しかし、テストはテスト前以上にテスト後が重要です。テストをする目的を考えれば分かりますが、もちろん成績をつけるためのものではありますが、しかし、実際はテストをすることで自分自身の現在の学力や理解度を確認することが目的であるはずです。

ただテストを受けて終わり、となるのであればそのテストをやったことの半分以上の意味がなくなってしまいます。テストの結果は点数を見ることがメインではいけないわけです。

高校入試や大学入試などこの先につなげっていくものなはずですし、むしろそのために勉強をしているといってもよいくらいです。であればテストで間違えた問題や勘で書いてたまたま正解したような問題はそのまま放置していいはずがありません。まして英語や数学は積み重ねの教科ですから、できない問題や理解していないところがあるままだと、今後の学習においても支障が出てくるわけです。

理科や社会は単元が変われば大丈夫、と思うかもしれませんがm入試ではすべてが範囲になるわけで、放置してよい単元や場所はありません。

よって、テストが終わったらやることは、テストの問題をやり直すことです。やり直すというともう1度ただ解けばいいだけのように聞こえてしまうので正しくは「解きなおし」です。

間違えた問題を中心にやるのは当然ですが、先ほども書いたようにたまたま正解している場合や、勘で当たっている場合もありますので、正解した問題も1度はやり直してみましょう。

そして、その解き直しの中で、分からない問題や覚えていない単元はすぐに復習です。調べる、聞くなどして分からないをなくすことです。解説を読んで分かった気になっただけでもいけません。必ず納得して自力で解ける状態にすることです。

自力で解けない問題はおそらく次にやったらできないと思いますし、あるいは覚えたと思っても3秒以内に出てこないものはすぐに忘れてしまうでしょう。

そして、テスト本番よりも解きなおしのほうが時間がかかるはずです。調べたり聞いたりしながらやるわけで、また、自力で解けるか確認をしていくわけですから、本番の解くだけより時間がかかって当然なのです。

そして大事なことは、テストが終わってからあまり時間をあけないことです。1か月後にやったらもうテスト本番の時のことは覚えていないはずです。自分がなぜその答えを書いたのか、どう計算したかなど、ほぼ記憶から飛んでいることでしょう。少なくともテストの結果が学校で返却されたら1週間以内には終わらせましょう。

このテストが終わると夏休みまでちょっと余裕ができると思います。ですから夏休みに入るまでにはすべての教科の解き直しが終わっている状態にしておく必要があります。

中学3年生や高校3年生は言うまでもありませんが、夏が勝負です。夏にどれだけやったかが結果につながるわけですから、当然のようにテストの解き直しだけではなく、受験勉強をしていく必要があります。部活動も引退して時間はあるわけですから、テストが終わったらようやく本当の受験勉強のスタートです。ここからはやらない日は作ってはいけません。

1つだけ注意することがあります。

国語も必ず解きなおしをしましょう。国語だけ放置したままになっている生徒が多いようです。解きなおしをしても、漢字だけ、文法だけと言う生徒も多いようですが、それ以上に文章題の解き直しです。なぜ自分がその答えを書いたかももちろんですが、なぜその答えになるのか、なぜこの言葉を使わなければならないのかなどきちんと理屈で考えて解きなおしをしましょう。国語も他の教科同様、勉強しないで点数が良くなることはありませんし、急に得意になったり、問題をとけるようになったりはしませんので。

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