高校合格がゴールにならないように

深谷市の彩北進学塾です。

期末テストもあと数校の学校が残すのみとなりました。終わった学校は解きなおしなどを始めていますが、いよいよ中学3年生は受験に向けて一直線といったところです。

彩北進学塾は今年が開校17年目になりますが、中学3年生の私立高校の単願希望者が過去最も多い人数になっております。「公立高校入試に強い」と謳っていますが、毎年私立高校単願受験者ある程度いるわけですが、今年は半数はいかずともそれに近い人数が私立高校の単願希望者となっております。

そして、例年とは異なる様子になっています。

彩北進学塾では冬の講習は公立高校入試組と私立単願入試組の内容を分けてはおりますが、それ以外は基本的に公立高校入試に向けての内容を指導しております。それは理科・社会もしっかり学習してほしいという気持ちの部分でもそうですが、高校入学後のことを考えているからです。

しかし、自習などを見ていても今年の私立単願希望者は、ほぼ私立高校の過去問を中心にして国語・数学・英語の3科目のみの学習をしています。もちろん入試は3科目で目の前のことが不安になる気持ちもわかりますが、そういう指導はしてきていないので、基本的には公立高校の入試の過去問も行ってほしいと思うわけです。しかし、公立高校入試の過去問すら持っていないという状況です。

これまで過去16年の卒塾生たちは、公立高校の過去問を全員が持っていて、それを中心に行っていたわけですが、時代の変化か、とにかく無駄を省きたいのか‥

目的が合格だけになっているということですね。高校に入ってからのほうが勉強は数倍も数十倍も大変という話から、高校の内容、大学受験のことなど伝えてはいますが、なかなか通じないようです。

彩北進学塾は数年前から、卒塾は高1の夏休みという流れを取ってきております。高校1年生の1学期の定期テストでしっかり点数を取って評定を保つ、という考えのもと、1学期が終わったら他の塾へ行く、祖のまま続ける、塾をやめるという3つの選択が取れるようにしています。

高校合格はゴールではなくスタートです。義務教育が終わって本番になるわけです。ここからの学習や生活のほうが将来に影響を与える割合は大きくなります。そして、実は高校生のほうが勉強に困っている生徒は非常に多いわけです。高校の学習内容は急激に難易度や覚える内容がレベルアップします。そのため、中学校で学ぶ内容は中学生のうちにきちんと理解しておきたいわけです。そういう意味でも、指導要領の内容である公立高校入試に向けての学習を基本に5教科しっかりやっていくことをお勧めします。

私立高校入試の学習をすることは当然ではありますが、私立高校入試は入試日程も公立よりもだいぶ早いので、合格をゴールとしてしまうとおそらく合格発表後には勉強をしなくなります。約2か月間何もしない状態で高校に入学してしまったら、入学後が不安で仕方がありません。せめて公立高校入試組と同じように最後まで勉強は続けてほしいと思います。

また、私立高校入試が終わって時間に余裕があるならばぜひ英語を極めておいてほしいと思います。単語、文法などはきっちりマスターしてから高校に入学したいものですね。