勉強に戸惑い始めた中学１年生へ

深谷市にある彩北進学塾です。

中学1年生は、ようやく中学校での授業が本格的にスタートしたころかと思います。小学生の時とは違って教科担任ですから毎時間担当の先生が違いますね。また、小学校の時と比べて１時間に進む量との違いを感じているかと思います。

小学生の時は毎日のように漢字ドリルや計算ドリル、音読、自主勉など宿題が課されていたと思いますが、中学生になると宿題という宿題がそこまできっちりした形では出ないところが多いと思います。

小学生の時につけた学習習慣も、中学生になって何もしないでいると何もしないことが習慣化されてしまいますので、そろそろ学習時間を確保して毎日やる状態にしていかないといけません。

特にGW前あたりから部活動も始まっていると思いますので、疲れとの戦いもあると思います。

５月に入ると中間テストが近くなってきますね。

中学校での初めてのテスト。

テストはどういった感じなのか、テストに向けてどんなべんきょうをするべきなのか、できなかったらどうしよう？などさまざまな疑問と不安もあるかと思います。まだ経験していないものなので逆に特に何も思わない人もいるかもしれません。

中学１年生の最初だからこそとても重要です。

始めが肝心とはよく言ったもので、スタートで失敗するとなかなかそのあとも厳しくなりがちです。

とにかく重要なことは、学校の授業はきちんと聞くこと。当然ですが、この当たり前がなかなか難しいわけです。

そして、毎日勉強する時間を確保することです。

では、何をすればよいのか。学校で課された宿題はやるのは当然としてそれ以外に自主勉含めやったほうが良いことをまとめてみます。

・教科書に目を通してみる

わからなくても読んでみてください。読むだけでわかるものもあれば全く理解できないものもあると思います。でもこのちょっと目を通すだけのことが、意外に授業で生きてきます。あらかじめ目にしていれば、授業の理解度が変わってきますので、ぜひおためしください。もしこの読むをさらに充実したものにするには、音読がよいでしょう。

・数学が難しくなるので、算数の理解を確認

小学校で習った算数が数学の出来を左右することが多いです。特に、小学5年生、小学6年生の内容（単元）は重要です。

単元名で言えば、「単位量あたり」「倍数・約数」「分数」「比例・反比例」などがあります。

中学校でつまずく1つの原因が「分数」です。同じ単元の計算問題であっても整数では問題なくできるのに、分数になったとたんにできなくなるのは、あるあるです。分数をいかに苦手にしないかは点数に直結していきます。

また、数学という学問は「単位量」という考え方が基本にあります。理科での計算問題もそうですが小学校の時に習った「速さ」や「割合」などはできない生徒さんが多いので、小学校内容は理解して中学の学習に生かしてほしいと思います。今まだそんなに授業が進んでいないうちに復習をするとよいかもしれません。

・漢字は重要

テストの際にどうしても思い出せないときや自信がない時にひらがなで書くことは仕方がありませんが、勉強をしている時は漢字で覚えていきましょう。日本語はその文字自体に意味があるわけですから漢字で書くことはひらがなで書くことよりも覚えられますし、意味も理解しやすくなります。

また、高校入試の国語では漢字が出ますが、「書き」に関しては、ほぼ小学4年生～小学6年生で習った漢字が多く出題されます。ということは、すでに勉強は終わっている状態ですので、いつでも復習できますね。中学校で習う漢字はもちろんですが、これも普段からきっちり練習をして覚えていきましょう。

・英語は入門期が大切

英語はすごい勢いで二極化しています。中学に入学した段階で相当な差が生まれてしまっているのが現状です。しかし、そうとはいえ、中学からでもまだなんとでもなります。

しかし、英語は1度苦手になるとなかなか復活できないのも特徴です。それは、苦手になると嫌いになる要素がたくさんあるからです。単語を覚えるのが苦手。文法が苦手。長文が苦手。とどれか１つが分からなくなると全部できなくなりがちなのです。中でも苦手な人の多くは単語が覚えられていないというところに原因があります。

英語が苦手な人ほど、一生懸命書いて覚えようとしていますが、そうではなくて単語を覚える際は、「発音」を大切にしましょう。読める⇒意味が分かる⇒書けるという流れになると思います。まずは読める、意味が分かるを目指してやってほしいと思います。

中学１年生はぜひ苦手を作らずに、楽しく授業を受けてほしいと思います。

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