英語の勉強

深谷市の学習塾、彩北進学塾です。

9月1日に行われた第4回の北辰テストの結果がおそらく自宅に届いたと思います。もちろん塾にも届いているわけですが、まず目が行くのが、英語の平均点。

受験者全員の英語の平均点は38.0でした。

よく見てみると、英語は20点以下の割合が他の科目に比べてきわめて高くなっております。

数年前に教科書が変わって難しくなったのはありますが、その前から英語については二極化が言われておりました。ますます上位と下位の差が開いていく一方なわけです。

中学生になったときにすで差がついている場合が多くなっているわけですが、中学3年生にとっては残り数か月で何とかしなくてはいけない状況になっていると思います。まだまだ捨てるわけにはいきませんし、そういう段階でもありません。まして、英語は高校に入学後も、さらに大学に入学してからも続きますので、いつまでも放置しておくわけにはいきませんね。何もしなければいつかできるようにはなりません。

では、英語は何をすればよいか。

英語が苦手な生徒ほど何もしませんし、やってもただ問題を解いて答え合わせをしているだけですから、苦手の克服も程遠いわけです。昨日、塾生にも少し話ましたが、英語の勉強はとにかく以下をやってほしいと思います。危機感を持って自分を追い込んで負荷をかけて取り組むことが必要です。

・まずは単語

英語が苦手な人のほとんどはここですでにつまずいております。単語が覚えられていないわけです。それは本人が良くわかっているはずなのに覚えないわけですから、とにかく英単語を勉強するしかありません。

その際に大事なのは、書きではなく「読み」です。きちんと読める状態にしてください。文字を見ながら発音して覚えます。何度も声に出して読んでみましょう。1日20~30個くらいはやれると思います。本当に英語が苦手な人は中学1年生の教科書でスタートしてください。

そしてそのあとに意味が分かるようにしましょう。発音と文字と意味が頭に入れば書きは身に付きますので、ひたすら書いて覚えるのではなく、何度も読んで覚えていきましょう。

・音読

英単語だけでなく、英語の文章も音読しましょう。これをやらない生徒が多いわけです。とにかく英語を得意にしたいと本気で思うのであれば英単語を覚えることと音読を続けることは必須です。きちんと声に出して何度も繰り返して読みましょう。

・文法

日本語とはルールが異なりますので、文法はきちんと身につけましょう。これも苦手な人は中1の最初からやり直してください。意味を理解して納得して身につけなければただやっているだけになるので、ルールが分かるまで解けるようにしていく必要があります。

・長文読解

上記3つのことまでは理解していて、点数が伸び悩んでいる人は、文章を読むことに慣れていない可能性もあります。国語と違ってふだん意識しないと触れることができませんので、1日に最低でも1つの文章を読んで問題を解くまでやりましょう。まとまった文章になるとわからなくなってしまう人は、長い分に慣れていないことが原因の場合が多いので、毎日触れることです。得意にするには、じっくり時間をかけてよく読むことです。さっと読むのではなく、1文1文丁寧に時間をかけて読みましょう。それが速く読むようになるための最短ルートです。

英単語を覚えること、音読をすることは毎日できますね。毎日やらないと勉強はためておけませんのですぐに忘れてできなくなってしまいます。英語を何とかしたいと思うのであれば、毎日やるしかありません。

単語と文法が身に付いてくれば成績も上がり始めます。受験までの期間を考えるともうやるしかありません。今日からです!

英語ができなくて困る、あきらめようかなと思う前に、まずはやるべきことをやって成績アップを目指しましょう。