熊谷西高校に合格するために

深谷市にある学習塾、彩北進学塾です。

昨日、第1回目の進路希望調査の結果が発表になったわけですが、全体的に倍率が低い県北の地域でも例年、熊谷西高校は人気があります。そして毎年のように彩北進学塾からも受験する生徒が多くおります。

過去の記事で熊谷西高校の合格の目安や倍率など書いておりますが、今回は、熊谷西高校に合格するためには何をすべきかという学習面に絞って記事を書いていきますので、熊谷西高校を志望している人は参考にしてみてください。

過去の記事もあわせて貼っておきます。

「熊谷西高校の偏差値や合格の目安など」

さて、熊谷西高校は公立高校ですので、入試の問題自体は同じです。しかしある程度点数を取る必要があります。科目別に詳しく見ていきましょう。今回は国語・数学・英語の3教科です。

国語から見ていきます。

国語では、読解力を求められる現代文の長文がメインとなり配点も大きいのでここできっちり点数を取ることが重要です。ここ数年は、問題の中にも論理的な思考力を試される内容も入ってきております。文章の構成や論旨を正確に把握することと速く読む力が必要になります。

漢字や語彙、文法に関する問題も出題されるので普段から学習をして準備をしておくことが重要です。作文も練習をしてマイナスが少なくなるようにしておきましょう。

古文は慣れていればそれほど苦になるような問題はありませんが、基本的な知識と読み方は必要でしょう。

熊谷西高校に合格する生徒の国語の平均点はおおよそ70点前後となりますので、過去問などでも70点以上取れるようにしておきましょう。

続いて数学。

数学は学校選択問題です。

二次関数や図形の応用問題などは複数の知識を組み合わせて解く問題が増えてきております。公式をただ暗記するだけでなく祖の公式を応用するような力が求められます。過去問やよそう問題などを通して解法パターンを身につけるとともに応用力を鍛えるような難易度が高い問題にも挑戦することが必要になってきます。

大問1の計算分野でもややこしく時間がかかるものが多いため、こちらも日々練習をして確実に解けるように訓練をしておく必要があります。

いきなり難しい問題を解くのではなく、あくまでも応用問題は基礎基本の土台があってこそなので、その点は忘れないようにしてください。

熊谷西高校を受験する生徒で合格者の数学の平均はだいたい40点~45点くらいになりますが、不合格者は35点程度になるため、ここであまり差がつかないようにしておきたいところです。

英語。

英語も数学同様に学校選択問題を採用しております。

文法、長文読解、英作文、リスニングとすべての力をきちんとつけておく必要があります。長文読解問題では、複雑な内容や抽象的なテーマが出題されることも多くなってきているので国語同様に速読力や正確に読み取る力が必要とされます。

語彙や連語などのイディオムは確実に覚えておく必要がありますので、ふだんから語彙力を増やすために単語などは学習を継続しておきましょう。

英作文も当日いきなり書くのはむずかしいです。さまざまなテーマやタイトルで練習をして、ある程度まとまった文章を書ける状態にしておかなければなりません。

熊谷西高校を受験する生徒の英語の合格者の平均は50点前後となりそうですが、不合格者は40点前後ですので、10点くらい開いております。よって、50点以上は点数が取れるように準備をしておく必要がありそうです。

以上、国語・数学・英語の3教科について書いたわけですが、最初にも書いたように県内で同じ問題を受験するわけですから、内容的にはどの高校を受験することになっても同じような対策が必要ですが、受験者の学力層や倍率を考えると熊谷西高校を受験する場合は、しっかりと準備をしておかなければなりませんので、過去問なども含めて、学校選択問題がある程度解ける状態を目指していきましょう。

そして、どの高校を受験するうえでも同じですが、「あきらめない」ことが最終的には一番大事な要素なのではないかと思いますので、残りの期間できっちり学習をしていきたいですね。

彩北進学塾でも熊谷西高校を受験予定の生徒が複数名いますので、残りの期間で詰めていきたいと思います。