古典

中1生にとっては初めての古典

小学校の時に軽く触れてはいるものの、きちんとした形で出てくるのはこれが最初です。

ですので、英語と同様、入門期が重要です。

国語が得意な生徒の中にも古典は苦手という生徒もおります。

古典(特に古文で)ではまずこの中1生の段階で、「歴史的仮名遣い」をしっかりマスターすることが重要です。

例えば、

語頭にない「は行」は「わ行」

「ゐ」「ゑ」「を」はそれぞれ「い」「え」「お」

「あ段+う」は「お段+う」などなどいろいろあるわけですが、理屈で考えているようではいつになっても読めるようにならないので、練習あるのみです。

ルールを覚えたら練習して、自然と読めるようにしなくてはいけません。

その練習になるのが、有名古文の冒頭文です。

竹取物語、源氏物語、枕草子、方丈記、徒然草、奥の細道などの有名古文の冒頭文には、それぞれの時代ごとの言い回しやリズム、そして、いわゆる重要単語がたくさんあります。

これらを練習することは、今後の古文においても大いに役立つはずです。

そして、歴史的仮名遣いとともに、知識事項は早めに覚えてしまいましょう。

旧暦や干支、重要単語などですね。

古文や漢文は、同じの日本語と思って勉強してはいけません。英語と同じように別の言語と思って取り組むことが必要です。同じ日本語だからと言っているとあっという間にわからなくなってしまいます。

今日の授業では、歴史的仮名遣いの練習をたくさんしましたが、まだまだ慣れが必要なようです。

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