入試の英語は単語力

埼玉県の公立高校入試の英語(学力検査問題)ですが、なんといっても重要なのは単語力です。英語は入試の結果を見ても、またふだんの学校の状況などを聞いても、塾でもそうですが、極端に二極化しております。できるかできないかのどちらかになってしまう傾向があります。

公立高校入試まであと70日程になってきましたが、入試を意識しての学習が続いていることと思います。ではこの冬休みに何をやるべきかということですが、やはり基本的な英単語の確認はしておきたいところです。

上記にも書いたように、埼玉県の公立高校入試の学力検査問題の英語に対しての話です。学校選択になってくると少し変わってくるのでその辺はまた後日改めて。

入試問題の大問1はリスニングですね。28点分もあります。

これは、内容はそれほど難しくはありません。が、スピードが結構はやいです。文字で見たらそれほど難易度は高くないとはいえ、リスニングとなるとやはり難易度は高いと思います。北辰テストの結果などを見てもそうですが、生徒たちの正答率が年々下がってきています。やはりこのへんは、スピードに慣れておく必要がありますので、ふだん英文を聞く際は、ゆっくりではなく、できるだけ速さになれるようにしておきたいところです。

そして、大問2は、ほぼ書いてある日本語を英語に直すだけと言ってよいでしょう。ここは、非常に基本的な英単語が聞かれます。

ですから、以下の単語はきちんと書けるかどうかは確認し、間違うようであればすぐに練習です。

◆月・曜日・季節など

◆数字や序数

◆朝食・昼食・夕食、家族関係など

当たり前のように知っている単語が多いのですが、いざ書くとなると、スペルミスがあると思いますので、必ずおさらいをするべきだと思います。

大問3は長文ですが、見た瞬間にあきらめてはいけません。ここも基本的にはそれほど難しいものはありません。単語さえ分かれば、ある程度内容が把握できます。約400語の長文の読解問題となります。

大問4も長文問題でこちらは約700語ですので、ある程度読むことに慣れておかないと、問題を見た瞬間に負けてしまいそうです。

いずれにしても、長文問題は、基本的な英単語と文法のほかに、決まった表現(慣用表現など)をしっかりと復習することが重要です。毎日、長文を読むのも必要になってきます。速く読めるように訓練をする必要があるからです。

最後の大問5はテーマが与えられている英作文ですが、50語程度は書く必要があります。

ここは練習をすればしっかり得点できるところです。

単語のスペルミスをしない、文法の間違いをしないということが大事なので、難しく言おうとせずに、自分の知っている英単語と文法で書けるものを書くということです。そして、もう1つ大事なことは時数を守ることです。国語の作文でも同様ですが、ここは意外に重要です。

この時期ですから、毎日書く練習をしておく必要があると思いますが、これは誰かに見てもらわらないと採点ができませんので、そこだけは、先生をはじめきちんと添削できる人を使いましょう。

最初にも書いたように、埼玉県の英語の問題はとにかく英単語です。特に中2までの基本的な英単語力が必須です。受験生はもちろんですが、中1・2年生もその辺を分かって学習をするとよいでしょう。単語が分からなければ英語の問題は解けません。英単語が分からない=英語ができないということです。

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