国語の知識問題

埼玉県の公立高校入試の国語では、大問2で漢字と語句・文法などの知識問題が出題されます。

また、入試ではなく、中学校の中間・期末テストにも毎回何かしらの単元がテスト範囲になっているはずです。

本日、中学3年生が塾においての最後の模試を行いました。また、中学1・2年生は期末テストの対策を行ったわけですが、いずれも文章問題は心配ないものの、語句や文法の知識事項のほうが怪しくなってました。

文法や語句の知識は、ちょっとやそっと勉強してもなかなか身につかないのです。それは、普段から何度も使うものではないからです。ですからあえて勉強をする時間を取らないとなかなか定着していきません。

慣用句やことわざ、故事成語などは知らなければ解くことはできませんし、四字熟語などもそうですね。意味だけを見て答えを導きだすのは至難の業。逆に言えば、しっかり頭の中に入っていれば悩むこともない問題になります。

文法なども見ているとなんとなくだったり、テキトーにやっていたり…そんな感じが見受けられます。

文法は言葉のルールですから全くむずかしいものではないのですが、曖昧な生徒が多いというのが過去を振り返ってもそうなのです。日本語だからなんとなくできるという感覚でしょうが、勉強しなければできるようにはなりません。

漢字は言うまでもありませんが、語句の問題も文法の問題もきちんと時間を取って学習するようにしましょう。また、答えを見て分かったような気がしてしまうので、丸付けをして直すだけでおわりにしている生徒が多いようですが、それではいつまでたっても同じことですので、分からない場合は必ず分かるようになる必要があるということです。

入試において大問2は全問正解を目指すのが彩北進学塾です。過去の生徒もそうでした。ですから知識問題は落とさないという気持ちとそれに向けての学習をきちんとするということをすれば、誰もが解けるようになるはずです。

・漢字は普段からコツコツと書いて覚える

・文法は少しずつやるよりもまとめてやったほうがつかみやすいので、できるだけまとめてやる。文法で大切なのは「文節」です。そして、文の成分を理解することです。ここが出来なければその後の単語もできません。

・語句の知識事項は小学校の時から少しずつでもいいので、時間をとって覚えるようにすることと同時に、普段から本や何かの活字を読むとき、あるいは何かの話を聞くときに出てきたら、分からないままにせずに調べるような努力は必要です。

最後に、上記には書きませんでしたが、「敬語」も忘れずに学習をしてください。敬語を正しく理解することは将来にも大いに役立ちます。受験にも役だって将来にも役立つものならば、早いうちに慣れて使えるようにしてしまえばいいわけです。

どうしても国語というと、文章問題・読解問題に焦点が当たりがちですが、知識事項がきちっとできていれば、文章問題にも良い影響をもたらしますよ。

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