予習をしましょう(中2)

小中学校が休校となって早くも40日以上が過ぎて、「何すればいいの?」とか「やることがなくて暇で」とか、「毎日起きるのも寝るのお遅い」と言う生徒が多くなってきているようです。体力も余っていてストレスが…となっているようです。

先日書いた記事でもそのあたりは触れましたが、今回は、そろそろやらないといけない学習について書いていきます。

当然といえば、当然ですが、そろそろ「予習」です。

すでに学校から教科書は配布されているわけですので、新しい教科書をどんどん使って進めていきましょう。

極端な話、教科書さえあれば、自分で読んで理解して進めることができるのではないでしょうか。そんなこと言ったら塾も不要になってしまいますが、それでも全く分からないということはないと思います。

ここまでしっかりと復習をしてきたことが前提ですが、特に理科と社会の2教科については、予習をしておく必要があります。国語も行ってほしいのですが、何をどうすればいいのかわからない人は以下のことだけでも。

今回は中だるみが心配な中2生に向けて。

中2の社会は、地理は日本地理になります。

大丈夫だとは思いますが、地方区分や都道府県名と県庁所在地。それから有名な山や川、平野、盆地などもおさえておきましょう。そのあたりがわかってないと覚える量がものすごい量になりますので、休校中に取り組んで、教科書などを読み、各地方の特長や工業・農業なども知っておくとよいと思います。

歴史は、進み具合にもよりますが、室町時代や安土桃山時代あたりでしょうか。言葉や語句だけでなく意味や人物との関わりなど流れとともに目を通しておくだけでも違います。疑問に思うことなども書きだしておくとよいでしょう。

理科は、化学変化を学びますので、今のうちに元素記号は覚えちゃいましょうか。原子や分子、化学反応式などは少し難しいと思いますので、実験などに目を通してどんなことをやるのかを確認しておくと始まってからだいぶ楽になるのではないでしょうか。

もし可能であれば、その先の動物のところも目を通しておきましょう。覚えることが多くなる単元なので、1度でも触れておくと差になってくることでしょう。

国語は教科書の音読・黙読を含め何度か載っている文章を読んでおくくらいのことはしておいてください。新出漢字や意味の分からない単語は調べておきましょう。

数学と英語はなかなか予習は大変です。

特に数学は、全くやり方が異なっていたり、間違えた方法で覚えてしまったり、分かった気がしているだけだったり・・・ですから本当に理解していなければ予習はしない方がよいかもしれません。その分、復習に充てておくことをお勧めします。

英語は、文法はなかなかむずかしいでしょうから、これから習う単語をたくさん覚えておきましょう。今まで習った単語も含めて復習を合わせて行いましょう。

何もしない、あるいはやっているフリ、または、ただなんとなく書いているだけのような意味のない学習では、おそらく相当学力ダウンしているでしょうから、戻すのも大変です。始まったら本当にやばいことになっていた、という状況にならないためにも、まずは毎日きちんと学習をすることは絶対条件です。

今の休校期間は何もしなくてよい休みではありません。

休みだからこそ、チャンスなわけですから有り余っている体力を勉強にも使ってくださいね。

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