深谷市学習塾【彩北進学塾】
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前回に引き続いて、埼玉県公立高校入試について。
前回は、概略を書いてみましたので今回は少し細かい内容を書いていきます。
調査書について細かく見ていきましょう。
まずは以下の画像を。
この用紙が「調査書」と呼ばれるものになります。
この中で最も重要なのは言うまでもありませんが、「1 各教科の学習の記録」で、評定が各学年でつきます。
9教科あるので、5段階×9教科=45点満点になります。
3年間分ですから、45×3=135点がオール5の場合となるわけです。
そして、以下のように各高校の選抜基準を見ると、詳細が分かります。
これは、昨年度の本庄高校のものですが、2段目の「調査書の扱い」において、学習の記録の得点となりますが、(1:1:2)との記載が見えるでしょうか。
3年の評定は、2倍されるということになります。
ですから、中1と中2が45点満点ですが、中3は90点満点になります。よって、3年間の合計は180点となるわけです。
180点というと相当大きい数字なことがわかります。
他の学校の例で、例えば、深谷第一高校では、1:1:3となっておりますので、中3の評定は3倍となります。45点・45点・135点で合計が、225点にもなりますね。
入試の当日の点数が需要なのはもちろんですが、通知表の数字も相当重要なことが点数を見ると理解できると思います。
そして、この評定の数字は、教科は関係ないので、技能教科であっても5教科と同じように考えなければなりません。あくまでも点数は合計が重要なのであって、科目は一切関係ありません。よって、5教科の通知表がよくても技能教科の4科が悪かったら意味がないですね。
ですから、テスト前の勉強では5教科は一生懸命やっていても、伊能強化がおろそかになってはいけないことがわかりますし、授業中の態度や作品、提出物などいい加減ではいけませんね。特に技能教科は、テストよりも普段の取り組む姿勢などのほうが大事になってきますので、授業をきっちりとしっかりとやることは言うまでもありません。
そして、もう1つかいておくならば、この評定は、過ぎたらもう何があっても変えられないということです。
中2生は、すでに中1の評定が、中3生は、中1・2年の評定が確定しているわけです。その確定したものは変えられませんから、受験生になってから後悔してもどうにもなりません。
受験勉強は、問題集や参考書をやるだけではなく、こういった普段の何気ない日々の積み重ねになります。
いざ行きたい高校が決まって、内申点が足らずにあきらめることのないように毎日の授業を大切にして、日々の学習を継続してしっかりやっていきましょう。