あきらめるのはまだ早い

深谷市の学習塾、彩北進学塾のブログです。

彩北進学塾は開校15周年を迎えておりますが、今年度が大きなターニングポイントとなりそうです。毎年毎年、1度たりとも全く同じだったことはなく、常に変化をしているのですが、大きな変化をしております。

完全5教科指導は変わりませんが、重点が国語と英語にシフトしております。明日か明後日の記事に書きますが、今年度からの新学習指導要領と教科書の改訂がきっかけの1つになっております。国語は、ここ数年ずっと感じますが、とにかく子どもたちの語彙力の低下、読解力の欠如を肌で感じております。国語の点数だけでは見えない部分が大きく低下していると思います。英語については言うまでもありませんが、今度の教科書によっておそらく半数以上の生徒が脱落しそうです。何度も書きましたが英語は二極化が相当進んでしまうと思います。

さて、話は変わり今日は「あきらめてはいけない」という内容です。

これまで多くの受験生などを見てきて、最終的に行きたい高校への合格を果たしている生徒は、最後まであきらめない生徒です。

あきらめるのは簡単です。努力をしなくても済みます。嫌なことから逃げてしまえば、苦しむこともありません。行きたい高校があっても努力したり頑張ったりするのが無理ならあきらめればいいわけです。志望校を下げていけば、勉強もしなくても済みますね。

高校入試は当日の点数だけで決まるものではありません。中学校の入学した瞬間から始まっております。日々の頑張りや努力も入試では点数になって反映されます。しかし、当日の点数が大きくモノを言うのは言うまでもありません。結果が求められるのです。

結果を出すために努力をするわけです。ましてや私が言うのもおかしいかもしれませんが、結果よりも大切なことがそれまでの過程です。万が一、志望校に落ちてしまっても、それまでの努力や頑張りがその後の人生に影響します。志望校合格に向けて一生懸命に勉強したことが宝物なのです。何もしないで高校に入学できるわけありませんし、もし何もしないでも入学できるような学校に入学してもその後の成長も見込めません。

嫌なことから逃げるのは簡単なのです。そして、それはその後の人生でも同じことを繰り返してしまいます。何か嫌なことがあれば逃げればいい。無理なことがあったらすぐにあきらめればいい、という考えで生きていくことになります。

高校入試は、人生を豊かなものにしてくれます。一生懸命努力した結果がきちんと形になって人生の役に立つのです。社会に出ると、一生懸命やっても、どんなに努力をしても結果だけがすべて、ということも多いのですが、学生時代は、一生懸命が必ず自分の人生の役に立つのです。

特に中学3年生は、どんどん受験が近づいてきます。テストも毎月のようにあるので、なかなか結果が出ないとついあきらめかけるときがあります。もう頑張りたくない、とか努力してもできるようにならない、とか何もかもが嫌になってしまうときが何回もあるかもしれません。

今の成績がどうであれ、今の成績で受験する高校を決めるのではありません。まだ10か月弱もあります。この10か月をどう過ごすかでいくらでも先は変えることができます。過去はもう変えられませんが、未来はいくらでも変えることが可能です。

そしてそれは自分自身なのです。本気でやれば100点くらいは上がるでしょう。そんなの無理、と思ったらそれでおしまいです。まずは無理と思うのではなく、決めた目標や志望校に向けて動き出せばいいのです。結果を気にしたり、高校のことばかり考えていたって成績は上がりません。今の成績で志望校を下げたらおそらく、受験近くになったらその下げた高校ですら難しくなっているでしょう。

はるか夢のような志望校を考えるのはちょっとどうかとは思いますが、とにかく行きたい高校へ入学するのだという気持ちで、そして入学後のことを想像して前向きに学習をしていくことが重要です。

彩北進学塾では、長い時間の学習をさせることが多いですが、受験やテストに向けて一生懸命努力してほしいと思っているので、拘束時間が長くなります。どんな結果になったとしてもそこに至る過程を大事にしてほしいと思うからですね。

あきらめたら負けです。

ピートグレイさんの名言にもあります。

「勝者は決してあきらめない」

勉強に限った話ではありませんね。何事もあきらめずに努力することこそ人間を成長させてくれるものです。

今日は最後に曲を1つご紹介します。

受験生へはよく聴かせることがありますが、

SEAMOさんの「Continue」

この歌は、続けることとあきらめないことが大切だという内容です。
ぜひ、何かで検索して聴いてみてください。(歌詞も見てみましょう)


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