深谷市学習塾【彩北進学塾】
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深谷市の学習塾、彩北進学塾のブログです。
今週の土曜・日曜日は、深谷中・岡部中の中間テスト対策授業を実施いたします。
さて、昨年度から何回か書いていますし、今年度に入ってからも何回か記事にしましたが、今年度からの英語は大変ということです。
新学習指導要領に変わり、そして、教科書も大きく変わりました。
今までの英語とは全く異なる作りになっていて、教える側も苦労しております。
すでに中学1年生でもこの時期に「英語が分からない」とか「英語はむずかしいからやりたくない」というような声をあちこちで耳にします。また、中学2・3年生はこれまでの教科書とのギャップに自信を失いかけている生徒もいるようです。
文法がむずかしいとか、文が長い、というのももちろん理由にはなっているのですが、最もよく聞く声が「単語」が覚えられないというものです。
英単語はむずかしい単語が増えました。また1つのページに出てくる進出単語の数も多く、それだけでも大変なのに文章自体も長めなのでなかなか理解するまで行けない生徒が多くなっているようです。
私は昨年度の段階では、4割くらいの生徒がついてこれないのではないかと感じておりましたが実際は、6割を超える生徒が脱落をしてしまいそうな気がしております。
新しい英語の教科書は、小学校の英語が身についていることが前提で作られております。ところが実際は、小学校の英語は学校や先生によってものすごく差があり、きっちりやっている生徒もいれば、過去のようにお遊び程度になっている生徒もいて、小学校卒業時ですでに差がついているということが言えます。
これでは中学生になって、1学期のうちに英語嫌いになってしまう生徒が半数を超えるのではないかと私は思っております。とにかく単語が多いのです。また、今までは高校で習った単語が出てきます。さらに先ほど書いたように小学校での知識があることが前提ですので、数字・月・曜日などはすでに知っているという前提の教科書になっております。
そして、英文も長いです。
中学1年生の最初の文章は今までと比べてほぼ2倍。unit2になれば、これまでの教科書の3倍ほどの長さになっております。
単語・英文だけではなく、文法事項も増えました。今までは高校で習っていた文法事項も降りてきております。ただでさえ学校の授業ではあまり文法を重視しない授業が多くなっていますので、生徒の英文法の知識はどんどん減ってしまっているように感じます。
・中1の最初の英語のテストはみんな100点だよ
・中1の最初の英語のテストなんて、アルファベットかけてローマ字わかればほぼ大丈夫
・中1の最初の英語のテストは勉強しなくても大丈夫
という時代は終わりました。
最初からつまずいてしまう生徒が多くいると思われます。その結果、中間テストで英語が一番低い点数になった、という結果になる可能性もあります。
来年度からは高校の教科書も変わりますから、英語も当然変わっていきます。
今回の中学校の教科書を見ていただければ分かりますが、QRコードがついております。これは非常にありがたいことです。発音がすぐにでも聞ける状態にあります。
英単語で失敗しないためには、英単語を正しく読めることが何よりもですので、読めないものやリズムが分からないものは、すぐに教科書を使って音声の確認です。そういう意味では新しい教科書の良いところもあります。まずは「読めて意味が分かる」だけでも最低限完璧にしておきたいですね。
中学校に入学した後に英語で困らないためには、小学校の段階でアルファベットとローマ字は最低でも完璧にしておきたいところです。ただし、英語を嫌いにさせてしまうとほとんど英語は避けるようになってしまいますので、気を付けなければなりません。小中学生ともに音読が効果的ですにでやってみましょう。
彩北進学塾では、これらの点を踏まえ、今年度からは小学校の英語もそうですが、中学校の英語は、まずは単語、続いて文法の徹底を行っております。単語が分かって、文法が分かって、長文が読めれば怖いものはありません。
彩北進学塾の小学生のコースは英語だけの単科受講もできます。発音やリスニングも行いますが、やはり基本は単語の理解と文法理解を重点的に行います。
中学生のコースでも英語漬けコースという週に4時間の英語の授業を行うコースもございますし、週1回の英語単科コースも設けております。通常コースでも英語は週2回行っておりますので、できるだけ触れる機会を多く取りたいと考えております。
彩北進学塾の英語は、何をやっているのかよく聞かれますが、まとめておきますが、以下のようになっております。
◆小学生
・アルファベット、ローマ字を完璧にする
・基本的な単語は読めて意味が分かるようにする
・ほぼ読めるようになったなら書きにも挑戦する
・文法を先取りで教えていく
・音声指導も行う
◆中学生
・教科書の完全理解を行う(単語・文法・本文)
・英文法を徹底的に問題演習する
・長文読解を早い段階でやらせていく
・リスニング対策を行う
・通常授業とは別に英語に重点を置いたコースを設置
(英語漬けコースや英語単科コース)
・短期完成講座や講習で英語の講座を用意し時間をかける
「英語全然わからない」「点数が30点になって」となる前に何とかしておきたいところです。先ほども書いたように全然分かりませんという状態になると英語嫌いになってしまいますので、出来なくなってから何とかするのが難しいところでもあります。お子様が英語にちょっとでもつまずきそうになったらすぐに対応していきましょう。
学年が高くなるにつれて今回の教科書ではついていけなくなる生徒が最終的には7割以上になるのではと不安もありますが、二極化してしまわないように塾の役割が大きくなります。
国語の読解、英語のすべてについてなんとかしようと考えている彩北進学塾です。
※3月に書いた記事をこちらに貼っておきます。
「英語は本当に大変です」
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