いつでも本番だと思って

中間・期末テストに強い深谷市栄町にある彩北進学塾のブログです。

講習も22日目が終了しました。さすがに中学3年生も長い時間の学習にもなれて当たり前のように毎日がすぎています。

やはりそこで怖いのが、慣れ。

毎日同じことのように繰り返している流れですが、惰性になってしまうのがいけません。勉強をすることが当たり前になっているのは良いことですが、もしかしたら、ただ問題を解いているだけになっている可能性が否定できません。そうならないようにこちらでは気を付けながらも、もしかしたら生徒の気持ちの部分でそのあたりがあいまいなままになっている場合もあります。

中学3年生に限らずですが、問題を解くときは、テスト本番だと思ってやってほしいと思います。練習は練習、本番は本番と、何か別のものをやっているような勉強はあまりお勧めできません。練習が本番につながるわけです。

よくある話はこれ。

文字が汚く読めないような感じで書いている生徒に向かって

私: 「テストでは読めない、不明な文字はみんな×だから」

生徒: 「知っています。本番ではきちんと書くので大丈夫です」

最近はあまりありませんが、かつてはよくあった話。

常にそうですが、本番と練習での文字が違っていたら練習になりませんね。例えば国語の作文を汚い字でいい加減に書いた場合と、きちんと丁寧に書いた場合ではかかる時間が変わってきます。これだと本番の練習にはなりません。

常に問題を解くときは、本番を想定して行うのが効果的です。その分緊張感も生まれますし、1問1問を大切に扱う気持ちが出てきます。練習の段階で本番と思ってやれば、1問の重要性が分かるでしょう。どうせ間違えても入試やテスト本番ではないから、という思いで解いていたらいつまでたってもミスは減りませんし、同じ間違いを繰り返すでしょう。

練習でできないものは本番でもできないのです。

問題を解く際は、そういう気持ちで取り組んでみましょう。


▼最近の投稿記事▼



▼記事カテゴリー一覧▼

コメント


認証コード2285

コメントは管理者の承認後に表示されます。