彩北進学塾
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さて、中学3年生を見ていると少しずつ変わり始めた夏の講習。そして、2学期が始まって若干、また緩んでしまった感があります。夏にやった成果を出すためにも夏以降の継続が何よりも重要ですし、気持ちの面でも緩んでほしくない時ですね。
毎年、受験生を見ているとさまざまな生徒がいて本当に千差万別です。そして、保護者の皆さんも同様です。
受験生を持つ保護者の方へということで書かせていただきます。
受験生となるとどうしても親のほうが焦ってしまい、気持ちだけが先走って…ということが良くあります。子どものほうは全然のんきなままなのに、親の私のほうが危機感を感じているような話は面談でもよく出てきます。
では、受験生の子どもを持つ保護者の方が必要なことは何でしょう。
・一つ一つのテスト結果に一喜一憂しない
これは、どんなに良くてもハイテンションになって喜ぶこともなく、逆にどんなに悪い結果であっても、現実として受け入れる必要があります。子どもたちに文句を言ったところで結果は変わりませんし、点数も上がりません。
・マイナス要素の語句を発しない
「あなたは本当に何をやってもダメね」
「なんでこんなのもできないの?」
「もう志望校はあきらめたほうがいいんじゃない?」
「こんなんじゃ高校なんて無理」
「テレビばかり見て勉強しないからこういう悪い結果になるのよ」
など、ネガティブ発言は禁止です。
・保護者のほうが無理ばかりするのはいけません
子どものことを思う気持ちや心配なのはわかりますが、あまり親があれこれやってしまうのはいけません。また、子どもよりも先回りをしていてもいけません。ほとんどの子どもにとって初めての受験という試練です。子どもに経験させることで成長します。
・間違えても兄や姉、親との比較はしない
比べたところで何の意味もありません。兄弟だろうと親子だろうと、別の個体です。比較されると自分はダメなんだというふうな考えになりがちですので、兄弟であってもまたく別だと思って進めるしかありません。
・受験生の子どもに勉強以外やらせないのもダメ
子どもが受験生だから、といって甘やかしたりしてはいけません。家事は今まで通りやらせましょう。その他にも必要なことは受験生ではなくてもやるわけですから、受験生だから免除という状況にはしないようにしましょう。
・最後まで、我が子を信じて見守ること
あれこれ言いたくなる気持ちもわかりますし、心配なあまり急に怒り出したり…どんなことがあっても最終的な結論は本人が受け入れるしかありません。どういう結果になるかなんて誰にもわかりませんが、最後、まで子どもを信じぬいて、できる限り見守るのがが良いでしょう。特に勉強の口出しはNGです。
・3食の食事をしっかり取らせる
勉強も体力が要ります。
きちんとした食事をしっかり取らせることが保護者の方の役割です。
と同時に、休みの日などの起床時間などはダラダラとさせないようにしないといけません。
過剰な対応は不要ですが、まだまだ中学3年生であればある程度のサポートも必要になってきますので、本人がやれることは本人に任せて無理なことは保護者の方がしっかりと手伝ってあげましょう。
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