転塾する?しない?

深谷市栄町にある彩北進学塾です。

現在、無料体験授業&春の講習会を受付中となっております。また、併設しておりますそろばん塾ピコ深谷校のほうも無料体験会を実施中です。

さて、この時期になると転塾という言葉があちこちで聞かれてきます。彩北進学塾では全くない年もあれば、数人が他塾へと転塾することもあります。

転塾する一番の理由は、「通っていても成績が上がらない」ということだと思います。塾ですからあまり人間関係でというのはないですね。先生と合わないということはあるかもしれませんが…。それから、友達が別のところにいるのでそちらに移るケースもあるかもしれません。

転塾するメリット・デメリットを考えてみると、よく考えてみたほうが良いと私は思っております。

それは、それほど多くない過去の転塾してきた生徒のケースを考えるとデメリットが結構あるのではないかと感じるからです。こういう書き方をするとあまりよくないかもしれませんが、現実的に、転塾してきた生徒のほうが高校入試で不合格になる割合が高いのです。はじめから彩北進学塾に来て最後までいた生徒で不合格になった生徒は過去15年の中でもたった4人しかおりません。

塾をコロコロと何度も変えるのはよくありません。

私はよく山に例えて説明しております。

目指す山は、高校合格や成績向上でどの塾も同じだと思います。そこに至るまでのコースが違うか、サポートしている人間が違うということになります。蛇行している道やまっすぐな道、でこぼこの砂利道、舗装されている道など数多くある頂上へ登る道。そして、一緒に協力してくれるサポート役も攻めの考えな人だったり、安全に安全を重ねていく人だったり…

そう考えると、せっかく登り始めた道を途中で変更するということは、コースを途中で逸れていくことになりますし、サポートしている人も急に違うことを言う人になるかもしれないというリスクがあるのです。

実際、勉強をするのは生徒本人です。やる気にさせたり分かりやすく教えたり、よいアドバイスをしたり、その塾にある環境などによって、効果が高まることはあるかもしれませんが、最終的にはどんなによいコースでもよいサポート役がいても登らなければいつになっても頂上につかないわけです。

もうどうしようもない、とか、通っている意味がないという場合は転塾もありですし、彩北進学塾でも転塾をしてきていただいた場合はできる限りよい環境、指導を提供できるようにしていきます。

ただし、上記のようなデメリットがあるのも事実ですので、ちょっと成績が上がらない、あるいはやる気がなかなか出ないからといってすぐに転塾するのはかえってマイナスになる気がします。途中のプロセスが大事なのは言うまでもありませんが、最終的にどうなっていくのか、どうなったのかという部分も重要です。

最初から同じ塾で通い続けることで学習方法なども身につきやすくなります。いろいろな言動の中で急に生徒自身に火がつく場合もあります。

転塾を否定しているのではなく、すぐに身切りをつけるのではなく、長い目で見てどうなのかをよく考えてほしいということですね。先ほども書いたように、結果だけを見てすぐに転塾を繰り返して得られるものは全くありません。

しかし、よく考えたうえで、それでも転塾が必要ならば、こういう年度の切り替え時に行ってください。年度途中よりは変わり目のほうが良いと思います。

そうはいうものの、実際にはどこかの塾に属していた生徒のほうがたくさんいるので、何が良いかどうかはわかりませんが…

ただ、彩北進学塾は、塾が初めての生徒さんには非常に合うと思っております。その辺は自負をもっています。彩北のやり方で進んでいただけると思うからです。

そして、1度出会った生徒、保護者の皆様とは最後までずっと、というのがやはり私の中では理想で、そうありたいと常に思っております。接点を持った以上は、最後まで面倒を見ていきたい気持ちが強いわけです。途中で、他塾へ転塾していったとしてもその後が気になるので可能な限りは情報を得たり、あるいは、何かあったらいつでも戻ってこれる状態にもしております。

過去にも彩北を1度やめてまた戻ってきたケースも多々あります。彩北進学塾では転塾のキャンペーンはやっておりませんが、他塾へ月謝をお支払いしてしまっている場合は同じ月であれば割引も行っております。

生徒本人の考えや意見も大事だということは最後につけ加えておきます。親が一方的に入塾させたり辞めさせたり…こういった状態が最もいけないパターンです。

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