暗示による功罪(子育て)

深谷市栄町にある彩北進学塾です。

今日は祝日でしたが、中学生の期末テストの対策授業を実施いたしました。テストが終わってる学校の生徒でも自習に来て勉強していましたが、特に中学3年生はここからはもう待ったなし状態ですね。

さて、今日はちょっと子育てのことについて2つ書いてみようと思います。どちらかというと小学生以下のお子様を持つ保護者の方向けではありますが、中学生以上でも参考になる点はあるかと思います。

まず1つ目。幼いころから徐々に成長していく過程でいつの日からか急に変わることがあります。

急にほめたり認めたりしなくなって、叱る・怒る、スルーすることが増えるということです。

親は子どもがまだ幼いころは、何をしても笑ったりほめたり認めていたはずです。例えば、ゴミをゴミ箱に入れることができると、「ポイポイできたの?すごいね~」と言って笑いかけます。そうすると子どももうれしくなるので次からまた捨てるようになるわけですね。

他にももっと幼いころであればハイハイできるようになった、歩けるようになった、ジャンプできるようになったなどの時も、「ハイハイできたね~」「上手に歩けてるね~すごいすごい」など褒めまくります。褒められた子どもは何度も同じことをして親を喜ばせてくれます。

ところがいつからか、子どもがゴミを捨てても何も言わなくなりますよね。それどころか捨てなければ「なんでゴミ捨てないんだ!」と怒ることもありますね。いつの日からか知らぬ間に当たり前のことを褒めなくなってしまいます。小学生くらいになると、帰宅して手を洗うのが当たり前で洗わなければ、「手を洗ってきなさいよ」なんて怒鳴りそうです。やはり子どもが小さい時は、「よく手を洗えたね、えらいね~」など声がけをします。

考えてみると当然ですが、どういう声がけをすれば子どもが主体的にやるのか…誰もが分かります。誰でも怒られたり怒鳴られたりするのはいい気分ではありません。褒められたり認められるとうれしくなりますし、気持ちの良いものです。

よって勉強も同じですね。小さいころに、文字がかけたり数字を言えたりするたびに褒めちぎって親もうれしそうに声がけしてましたよね。ところがこれもいつからか「なんでこんなのできないの?」なんてなるわけです。勉強するのが当たり前ではありません。勉強していない子どもを見て「勉強しなさい」と言うのではなく、勉強している時に、褒めたり認めてあげる声がけをすれば自然に子どもは自ら勉強するようになるわけです。

よく「勉強しなさい」という声がけがいけないと言われますが、そういう状況にならないように正しいプラスの声がけをしてくることが大事なのです。

当たり前のことを当たり前と思わずに適切なタイミングで適切な声がけをすることが何よりも重要です。

私自身も塾をやっているわけですが、生徒が来るのが当たり前と思わずに、「来てくれてありがとう」という気持ちで日々接するようにしております。宿題をやってきて当たり前ではなく、やってきたことをしっかり認めてあげることでそれが徐々に当たり前にやれるようになっていくことにつながるわけです。

2つ目。

これは私自身の思うところで、正しいのかどうかわかりませんが、経験的にそう思うということで書いてみます。

1番分かりやすいのが、注射です。注射を嫌がることもが多く、大人でも注射を嫌う人が多い気がしておりますが、私自身注射は全く気にならないわけです。

よく大人が子どもに「痛いけど泣かないで我慢してね」「悪いことすると注射されちゃうよ」とか、さらに注射をする病院ですら「ちょっと痛いけど・・・」などの声がけがあります。私は常に思っています。注射はそこまで痛くないです。痛いものならそれ以外にたくさんあります。日々の生活の中で考えたら注射の痛みなど大したことないはずです。ですが、幼少の頃から周りから「痛いよー」と内容を聞かされているので勝手に注射=痛い=嫌いという図式ができていると思います。

痛い痛いって言われるから痛いのであってよく考えてみるとそこまで痛くないはずなのです。同様に、小さいころに子どもが転んだときなども急いで駆け寄っていって「大丈夫?痛かったでしょう?ケガしてない?」などオーバーリアクションです。その結果、子どもは対していたくなかったとしても「痛かった」といって泣きます。そんなことが続くと、転んだ時に何よりも先に親の顔を見てから泣くのか泣かないのか判断しているかもしれません(笑)。

意外に多少転んだくらいでは実はいたくないですし、泣くほどのことではないことも多いのに、大人がかわいそうだね、大丈夫?痛かったよね~など言うので痛いし泣きたくなるということも多々あると思います。

転んでも、痛くない、大丈夫と言えば子どもはおそらく本当にいたいとき以外は泣きませんし、すぐにケロッと何事もなかったかのようにはしゃぎまわります。

さて勉強に置き換えてみると、こうです。

子どもが間違えた時に「こんなのもできないの?」「お前は馬鹿だな」「これくらい簡単だからできるだろう」などといえばいうほど、子どもは「私はこんなのもできない馬鹿なのか」と思い込んでしまいます。そうすると結局、自分は馬鹿だから勉強できないという状態になり、どうせやってもできない。私は馬鹿だし。となってしまいます。勉強に取り組む前にすでに辞めてしまうという結果になりかねません。

間違い=ダメなこと、という考えがどこかにありますが、間違えても「大丈夫だよ」「あなたならできるようになる」「あきらめないで頑張ろう」というような声がけをすれば結果はだいぶ変わってくることと思います。

子どもが勉強が苦手になる原因の一つは、自信をなくすことです。自信を無くす理由が、そういった周りの声がけからの結果にあるわけです。

自信を持たせることが勉強を得意にする方法です。

ダメ出しばかりされている子どもは自信を無くすいっぽうです。ダメな子だなと言われれば、私はダメな子だからできないと思い、ダメな子だからできなくても問題ないというに我の口実にもなってしまいます。

勉強が苦手なお子様にはとにかくできるという自信とできた時に全力で認めることが何よりも重要です。

ある意味、暗示のようなものですが、ちょっとした言葉1つ1つが子どもの成長の結果に大きく影響していきます。

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