精神面も大きい

深谷市にある彩北進学塾です。

ようやく期末テストの結果が出そろいました。

日程がこれだけズレていると、最終的な結果を知るのがこの時期になってしまいますね。

さて、今年度の中学3年生はいろいろな意味でいろいろある学年!?なので、生徒面談の回数が例年の2倍くらいになっておりますが、面談をしていて感じることは年々、メンタルが弱い生徒が増えてきたということです。

かつての生徒との比較でしかありませんが、勉強にしろ志望校にしろマイナスの言葉や叱咤激励的な言葉を発すると、「よし、じゃあ頑張ってやってやるよ!」という具合にならずに「やっぱりそうかぁ・・そうですね」という具合になりがちです。

例えば、志望校に対して成績が少し足りていない場合、残りの期間で頑張って志望校突破できるようにするぞ、となればいいのですが、それならいつ下げようかなとなってしまう傾向が強いです。

勉強ができるできないとか志望校云々よりも気持ちの面で負けてしまう生徒が増えてきたということです。

勉強内容にしても、「この単元やこういう問題ができていないからこれからこの部分をこうしていこう」と具体的な学習指示をしても生徒の方は「ここはできないから仕方ないか」となってしまうことも時々あります。

これだと、モチベーションに影響しますし、何よりもできないものがそのままになってしまいがちで、さらにいえば、頑張ることをせずに成長していくわけですから、社会に出てもできないことはできないから何とかしようと思わないという状況になってしまう可能性があります。

勉強は、嫌なことから逃げないための練習になっているはずですが、嫌なら逃げればいい、やめればいいといった感じの気持ちになってしまう傾向の生徒が徐々に増えてきた気がしております。

逆に好きなことや得意なことはものすごく集中して、一生懸命になるわけですが…

ちょっと上記とは異なりますが、そういう意味では、授業前の準備にかかる時間はできる子のほうが早くなりますが、終了後の片付けはできない子の方が早いのです。

勉強だけに限らず、なんでもそうですが、物事にはそのもの自体よりも気持ちや精神的な部分の影響がかなり出ていることがわかります。

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