彩北進学塾
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深谷市栄町にある彩北進学塾です。
冬の講習は13日目が終了し、授業は本日が最終日となりました。明日はここまでの成果を確認するための模試を行います。
さて、生徒たちの作文を見ているとそれぞれに癖があります。どんな題材であってもどんな文章量であっても1人1人の普段の癖が出てしまいます。
入試の作文を書くうえで、気をつけるところが多いので、ぜひ参考にしてください。
塾の授業で作文指導をしたり、書いたものを添削したりしておりますが、それでも書いているうちに意識し忘れていつも通りになってしまうのです。
特に多いのが、1文が長いこと。接続助詞などを使っていて読点がやたらと多くなりがちです。1文は短くすることが基本です。そうでないと、主語述語の関係がねじれてしまいます。実際、1文が長い生徒はどうしてもこの主述関係に乱れがあります。
また、ふだんそんなことをしないのに、テストとなると難しく書こうとするのか難しい用語を使ってみたり、ひらがなで良いところを漢字で書いたりすることもあります。格好をつけずにいつも通りに書けば問題ないですね。
そして、今年の中学3年生の作文でとても多いのが、「~ということ」というのを書いてしまうことです。文字数を稼げるのでという理由なのかもしれませんが、なんとも間延びしたすっきりしない文章になってしまいます。
絶対に使わない方がいいわけではありませんし、合った方がよいことも多いですが、使いすぎるのはよくありません。
使い方にもよりますが、セリフで「 」のあとに使うのは自然ですし、
つまり~は、…ということです。
という形であればむしろあったほうが良いでしょう。
なんでもかんでも「~という」「~ということ」をつけるのはダメです。
作文なのに「~ではないだろうか」のように疑問形にしてしまうのもNGですね。「思います」「考えます」「~だろう」のような言葉を多く使うのもよくありません。作文は事実(分かったこと)と自分の意見を書くものですから、自分の意見はしっかりと理由を入れて断定してください。
内容よりもこういった使い方のほうが気になってしまいますので、内容よりも大事なのは、誤字脱字がないことや原稿用紙の使い方、そして主述のねじれがない、表現など注意をしていくほうがよいですね。