英語はますます差がついている

深谷市栄町にある彩北進学塾です。

中学3年生の模試や中学1・2年生の学習状況を見ていると英語がどんどん二極化しているのを感じます。

もともと二極化していて、真ん中がいなくて、できるかできないかに分かれしまう傾向は続いておりましたが、2021年度の教科書改訂(新学習指導要領スタート)によって、年々それが大きくなっているのを感じます。

単語が増えて覚えられないという部分はそれほど以前と変わっていない気がします。単語数が減ろうが増えようが覚える生徒は覚えるし覚えない生徒は覚えないので、多少の影響でしかないわけですが、以下のような原因が挙げられます。

・小学校で英語を学習してきたことが前提としたカリキュラムになっていること

・定期テストが難しくなったこと

・学習内容自体が難化したこと

・以前までは高校で学習していた文法事項が中学におりてきたこと

などがあります。

さまざまな調査でも分かっていますが、生徒が英語に苦手意識を持つのが中学1年生の後半と言われています。それは以前もそうでしたが、新しい教科書になって今では英語に苦手意識を感じるのは中学1年生の最初から、となっているような気がします。

中学では「読むこと」「書くこと」が本格的になり、文法も理解しなければならず、さらにたくさんの英単語を覚える必要があるわけです。

小学校の英語の段階で、英語を嫌いにさせないことはもちろんですが、少しでも書くことに興味を持たせていくのも重要だと思います。どうしても小学校の英語は、聞く、話すがメインで書きがほとんどないため、中学生になってから急に書くことが出てきて嫌いになってしまう生徒も多いので。

いずれにしても英語は最初にも書いたようにできる生徒はものすごくできて、できない生徒は全くできないという状況になりつつありますので、入門期はもちろん、きちんとした形で学習を進めていくことが重要です。

彩北進学塾の2023年度は、これまでも英語の時間を多くしておりましたが、内容を再度見なおして、できる側になれるような学習内容で進めてまいります。詳細は、新年度の案内とともに改めてご案内いたします。

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