埼玉県公立高校入試について…2

深谷市にある彩北進学塾です。

彩北進学塾は3月度の通常授業は、1年間の総まとめ月間としております。現学年の内容は現学年のうちにしっかりと理解して進級したいものです。

南中・深谷中・岡部中の生徒を中心とした塾です。やがて来る高校入試にむけて、今できることは、現学年で抜けてしまったりわからないままになっていたり、その場だけしのいできてしまった単元を1つでも多く克服することです。通知表、いわゆる内申点をしっかり上げることが高校入試の際に足を引っ張らない方法です。特に熊谷西高校以上を目指すのであれば、最低でもオール4以上を目指しておく必要があります。

4月より体験授業は有料となりますが。3月中は無料としておりますので、彩北進学塾のことが少しでも気になる場合は、体験を行っていただければ自分に合った塾なのか判断できると思います。

さて、前回、公立高校入試の国語と社会についての分析をしてみましたが、今回は理科と数学(学力検査問題)について書いてみようと思います。

まずは理科。

理科は大問数は変化ありませんでしたが、小問数が2問減りました。特徴的だったのは、知識ではなく、問題文を読んで理解して考えて解く問題がありました。しかし、全体的に見ると昨年よりも易しいので平均点は上がると思います。

大問1の小問集合。24点の配点です。

基礎的な事柄で、確実に取れる問題が多かったです。

計算問題もありましたが、得点できたと思います。

大問2は、気象(気圧と風について)の問題。問1~問4の問題はほとんど教科書内容の理解で分かるものなので、ほとんど迷わずに解答できたと思います。記述問題もそこまで難しくはなく取り組みやすい問題でした。

大問3。遺伝の単元からでした。問4が苦戦しそうな問題です。遺伝子の組み合わせを答える問題ですが、出題の仕方が少し戸惑いをしてしまいそうなものになっていたため、ん?となってしまった人もいそうです。

大問4は、化学変化。「クジャク石」と出てきて、なんだそれ?と焦りそうですが、問題文をよく読めば理解できる内容です。計算問題にある「不純物を含むもの」という条件がありましたが、きちんと問題文を読んでいないと気にせずにやってしまいそうな問題でした。

大問5。光の単元です。今年は光・音の単元が出そうだったので予想できた受験生も多かったのではないでしょうか。久々の登場でしたが、問題自体はそこまで難しいものはありませんでした。問4の記述問題はかなり苦戦した生徒が多いとは思います。作図問題に関しては、素直な問題だったので答えやすかったと思います。

今年度の理科は、中学2年生の内容が最も多く配点が44点分もありました。昨年度より選択肢の問題が減ったものの、記述が易しかった分、やはり最初にも書いたように平均点は変化ないか若干上がると予想できます。

続いて、学力検査問題の数学です。

大問数、小問数ともに昨年度と同じでした。中学3年生内容で50点分を占めてましたのでやはり数学は中3内容が非常に重要です。昨年度と比較すると平均点は上がりそうです。

大問1の計算中心に基本問題。

予想通り今年も「箱ひげ図」が出題されました。

(1)~(11)までは短時間ですぐにできそうですが、(12)からは差が出そうな問題が多くなりました。

大問2の小問集合。

作図は少しひねってきた印象がありますので、苦戦してしまった生徒も多いかもしれません。理科の天体を絡めてきた分、戸惑った受験生が多そうな印象を受けます。2桁の自然数を文字で表して説明する問題は、問題集などでよく目にする問題でしたので、きちんと練習をしてきている生徒にとっては易しく感じたと思います。

この大問1と大問2まで計76点分ありますので、ここまでできっちり得点できているとよいです。

大問3は、無限小数、有限小数の問題でした。循環小数の問題は、学校のテストでも出題されるのでそういった際に勉強はしていると思いますが、規則性を理解して取り組む問題なので、面食らってしまった受験生もいたかもしれません。

大問4。空間図形の総合問題です。

この大問4はだいぶ厳しかったでしょうか。の大問4だけで配点が16点分もあります。切断の問題含めて、取り組めなかった受験生も多くいるのではないでしょうか。

やはり数学は途中でも書いたように大問1と大問2でどれだけ落とさずに得点できるかが重要です。日々の計算や基礎的な問題演習がモノをいいます。基礎基本の繰り返しをきっちりやっておくことが重要です。

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