埼玉県公立高校入試について…3

深谷市にある彩北進学塾です。

さて、ここまで国語・数学(学力検査問題)・社会・理科と見てきましたが、今回は英語(学力検査問題)について分析してみた結果です。

まず、英語は、昨年度までとほぼ変わらずの出題でした。文法では、仮定法過去が出されました。全体的に見ると易しめな印象を受けます。

まず大問1のリスニング。

若干、???となりそうな問題もありましたので迷ってしまう受験生も多くいたかもしれません。リスニングの配点は今年も例年通り28点。

大問2です。大問2は語彙の問題です。問が一つ増えたものの、ここは得点しなければいけない問題です。基本的な単語が書ければ問題ないのですが、Cに入れるsureは正答率が非常に低くなりそうです。Why don't you~?については、会話表現ですので、準備をしていれば問題ないのではないでしょうか。

大問3の長文読解について。

セント・パトリックス・デーについて書かれた英文の読解問題でした。語彙数やレベル的には昨年度とそう変わらない感じですので、過去問などで練習をしていればそこまで苦戦しなかったはずです。ただし、(2)の並び替えが正答率が低くなるのではないでしょうか。wholeの意味が分からなかった生徒が多くいそうです。

大問4は対話文です。

代名詞の指示内容の問題や記述問題、内容理解、並べ替えとそれぞれ英語の知識を試す問題が昨年と同様に出題されました。この大問4で配点が25点分です。

大問5。

英作文では、「本と映画のどちらで物語を楽しむのが好きか」という比較的書きやすいテーマでしたので、それなりに答えられたと思います。

昨年同様に100点満点中、選択肢で答える問題は45点分でしたので、しっかりと書けるように準備をしておくことが重要です。英単語のスペルミスや文法問題の間違いなどしないように準備をしておくことが大切ですね。