学習意欲と学習習慣

深谷市にある彩北進学塾です。

彩北進学塾も早いもので、この栄町に移転してから今日でちょうど丸6年となりました。

成績が上がる生徒、勉強ができる生徒、ものすごく急激に伸びた生徒などこのブログの中でも何度か紹介してきたわけですが、改めてこの春の卒塾生を振り返ってみてもやはりそういう生徒に共通する点があることに気づかされます。

「今日は気合い入れて勉強しよう」と言っている人たちはたいてい長続きしません。気合いを入れて勉強することは大切かもしれませんが、気合いで乗り切れるほど勉強は短期間でできるようにはなりません。

気合いよりも大切なもの。それが今日のタイトルにも書いた「学習意欲」と「学習習慣」です。どちらも必要です。

意欲があっても、実際に行動しなければ何も身につかず、言い訳ばかりして終わるのが目に見えます。学習習慣だけでもダメですね。習慣付いていることはとてもよいことですが、慣れと惰性で行っていると作業になりがちです。やったからいいか、といった発想になりかねません。

彩北進学塾は開校時より変わらないキャッチフレーズがまさにこれ。「学習意欲の向上」と「学習習慣の完成」を目指す!というものです。

どちらが先かというとなかなかむずかしいですね。人によって異なると思います。

習慣とは恐ろしいもので、やっていれば当たり前になってくるので苦になりにくいものです。朝起きて顔を洗って手を洗ってご飯を食べて歯を磨いて…という毎日の行動の中に「勉強する」が入ればいいわけです。学校から帰ったらすぐに勉強をする、夕飯のあとは勉強をする、などがルーティーンになっていて何も考えずにそのような行動になっているのがベストです。

そして、勉強するときは、「今日はこれをできるようにする」「今日はこのページからここまでを完璧に覚える」「昨日の出来なかった問題を理解するまでやる」「明日の授業の進むところだけはまとめてから寝る」などの目標設定をしましょう。その目標設定が学習意欲につながっていきます。

この時期は特に勉強から離れてしまっていたであろう新中学1年生や新高校1年生は早いうちにこれらをまた戻さなければなりません。新高校1年生は高校受験が終わって気が抜けてしまっている人も多いようですので、学習に対するモチベーションが上がりにくいです。どうしてもモチベーションが保てないなら、とにかくまずはやることです。やらなければやる気も出ませんし、結果も出ません。せっかく身についた学習習慣をリセットしてしまうとまた0からですよ。

「やらない」ことが習慣化してしまう前に行動に移すことです。他の学年でもそうですが、テストの結果が悪くて反省ばかりしている生徒こそすぐに毎日の学習を続けることが大事です。テスト前だけやろうとするから大変なのです。苦痛になるわけですね。普段やっていないことを突然やろうとすると負担が大きいということですね。日々それが当たり前に卯やっている状況ならば、全然苦にならないわけです。

昨年度の自分を振り返って、全然勉強してこなかったな、とか、点数が上がらなくて嫌な思いをしたな、とか、テスト前にちょこっとだけやっただけかな、と思うのであれば、早速今日から変わりましょう。明日からではダメですので、すぐに行動に移してください。

この春から彩北進学塾に新たに入塾した新中学1年生を見ていると、よく勉強をしております。授業で習ったものをすぐに復習し、また時間がたったらやり直して解きなおし。そしてもう1度宿題で行うという3回の繰り返しを実行してくれています。

これもこのように早い段階から身について習慣化してしまえばそれが普通のことになるので、このまま続けることを続けてほしいと思っております。

なかなか家では勉強しない、家だと集中できない、一人でやると全然わからないことばかり…という場合は、環境を整えなければなりません。毎日やる習慣がつきそうもなければ、塾を頼るとよいと思います。彩北進学塾は毎日自習に来る生徒もおります。ちょうどこの時期は高校3年生が自習に来ております。

自習でたくさん勉強するとわかるものが増えていきます。分かるものが増えると勉強は楽しくなり、そしてもっと知りたいと思うわけです。こうして、苦手だった科目が得意になるケースを多々見てきております。

彩北へ行くようになったら勉強時間が増えたという声もよくいただけます。

新学期が始まったばかりで塾はまだ早いかな?できなくなってからでいいか、と考えの場合は要注意です。できなくなってからでは差がついた状態ですので、できないところをできるようにしている間に、他の子たちはもっと先へ行っているかもしれません。勉強を苦手にさせないためにも、毎日やる習慣を身につけさせておきたいですね。

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