実行する力が…

深谷市栄町にある彩北進学塾です。

高校3年生の生徒が進路に悩んでおります。将来やりたいことも決まっていて、大学受験することも決まっていても、悩んでいます。高校受験と違い、将来に直結するわけですから悩むのも当然。どこの大学を受験するのか、どういった勉強をすればいいのか、推薦を狙うのか一般なのか、国公立か私立か、そして家から通える範囲か一人暮らしを考えるか…

話を聞いていてもアドバイスはできますが、最終的に決めるのは本人です。こちらからああしろこうしろと言うのはできません。が、こうやって悩む時間も大切で、そして最終的にどういう決断をしても、それが正解かどうかなんてだれにもわかりませんから、進んだ道で成功するしかありませんね。

さて、いよいよ中学校の授業も少しずつ本格的にスタートし始めていますが、塾のほうも予習で先取り学習を進めています。

予習となると説明することが多くはなりますが、極力、自分自身で理解できるようにと思ってやっています。

またこの時期は勉強の仕方なども伝えながらですが、実際のところ今までたくさんの生徒を見てきて思うことですが、勉強の仕方、勉強方法などを伝えても、それを実際に実行できる生徒は実に少ないです。話をしたり、伝えたりしたときは、「なるほど」「あーそうか」「よし頑張ろう」という気持ちにはなるものの、その後実際に実行する割合は半数にも満たないのではないでしょうか。

言われてからすぐだったり数日はやるかもしれませんが、問題はその後。それをきちんと継続してやっている生徒はさらに少なくなると思います。

よく英単語の勉強の仕方を伝えた後、数日後にきちんとやっているかを聞いてみますが、そうするとやはり半数以下の生徒しかやっていません。そして、やっている生徒にさらに数日後に聞いてみると、続けている生徒の数がだいぶ減ります。

こう見てくると勉強の成果を出すためには、当たり前ですが、「まずはやること」そして、「継続すること」が以下に重要かということがわかります。むしろ当たり前のことなのですが、そのあたり前ができていない人が実に多いということです。よって、そのあたり前をできるようにすれば上位に入る力がつくということです。

勉強の最大の難しさは、実行する力、なのだと思います。

そしてそれができないのであれば、塾などの環境を用意するしかありません。必然的にやらざるを得ない状況を作れますし、何より周りにやっている生徒が多くなるので、自分も、という気持ちになりやすいです。

いつも書いていますが、やる気が出ない時こそやるべきです。やる気はやらないと出ないわけですから、やらなければいつまでたってもやる気がないまま終わります。

時間やページなどを決めて毎日やること。ここがまずは最初の難関です。考えていないで早速取り組むことですね。

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