熊谷西高校と本庄高校、どっちにしようかしら?

深谷市の彩北進学塾です。

毎年中学3年生の中にはこの2つの志望校で悩む生徒がおります。それは、タイトルにも書いたように「熊谷西高校」と「本庄高校」の2校です。

熊谷西高校の偏差値がだいたい62です。そして本庄高校は58くらいですね。よって悩むのは偏差値が60くらいの生徒です。

熊谷西高校はこの地域では比較的倍率も高く人気がある高校の1つで、彩北進学塾からも毎年進学している生徒がいます。本庄高校はここ1・2年は落ち着きましたが、3・4年前は非常に倍率が高かったです。

ではなぜこの2校で悩んでしまうのか。

1つの大きな要因は、入試です。

先ほども書いたように倍率のこともありますし、もう1つは、入試の数学と英語です。

熊谷西高校は難しい方の学校選択問題を採用しておりますが、本庄高校は学力検査問題を採用しております。

熊谷西高校を目指している場合に、模試や過去問をやると数学と英語が散々な結果になることが多いです。学校の定期テストでは見たことのない点数になります。それこそ20点台もよく見る光景です。

そうなると当然受験生は不安になります。20点という数字を見たら絶望です。受かるわけないと判断してしまいがちです。まだまだこの地域は公立志向ですから、やはり公立高校の入試で失敗したくないという思いがあるわけですね。

そして、熊谷西高校を目指す人たちが学力検査問題を解くと高得点になるわけです。点数が高いので自信もつきます。これなら大丈夫と思いそうですね。

ではいったいどっちの高校がよいのか。

いろいろと比べてみようと思います。

まずは、進学実績から。この春の実績です。

・熊谷西高校

国公立大学現役合格64名

難関私立大学現役合格83名

国公立大学は、北海道大学、筑波大学、千葉大学、埼玉大学、群馬大学などです。

・本庄高校

国公立大学現役合格12名

難関私立大学現役合格15名

国公立大学は、埼玉大学、群馬大学、高崎経済大学、群馬県立女子大学などです。

では入試ではどうなのか。

目安ですが、合格者の平均の内申を見てみましょう。

・熊谷西高校(普通科)

9教科の合計が35~37あたりが多くなります。

・本庄高校

9教科の合計が33~35あたりが多くなっております。

入試の点数では、このようになります。

・熊谷西高校(普通科)

5教科の合計が310~320点くらいが平均点でしょうか。

・本庄高校

5教科の合計が340点くらいが平均でしょう。

入試の点数が本庄高校のほうが高いのは、熊谷西高校は英語と数学が学校選択を採用しているからです。

他に比較するとすると学校行事だったり、部活動だったり、制服だったり、もちろん通学距離などもあるかと思います。

熊谷西高校はSSHを取っている点では非常に良いかと思います。来年度以降のSSHがどうなるのかまだ決定しておりませんが…

どちらの学校も土曜日の授業はありません。

特徴があるとすると熊谷西高校は1コマが55分授業で、月曜日のみ50分授業で7時間授業です。

本庄高校は50分授業で週2回7陣授業となります。

最終的に決めるのはお子様自身だと思いますが、実際に学校説明会や文化祭などの行事などにも参加して、入学後のイメージをしてみることも大切ですね。

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