国語の文章題は定期的に解く

深谷市にある彩北進学塾です。

昨日、3日に行われた北辰テストの結果が届きました。例年、彩北進学塾の塾生は9月は伸びる生徒がほとんどで今年もそういう状況ではあったものの、教科ごとに見てみると問題点もたくさんあります。

今回気になったのが国語。

細かい正誤を確認してみると「もしかしたら終わらなかったのでは」と思えるような状態になっている生徒が多かったのです。ちょうど今日が中3の授業だったので気になった生徒には状況を確認したところ、「終わらなかった」という声が多く聞かれました。県全体の平均点を見ても国語はずいぶんと低い点数になってました。

確かに北辰テストや実力テスト、もちろん入試問題もそうですが、国語の文章題は時間がかかります。初めて見た場合は、「こんなに長いの?」と思えるほどの量になってます。だから仕方がないというわけにはいきません。実際のこれまでの入試では国語の平均点は非常に高く、極端に低くなることはありません。ということは国語の点数はしっかりと取らなければならないわけです。

埼玉県の場合は、大問1で小説。大問2が漢字や知識事項、大問3が説明文、4が古文、5が作文となっております。この中で1の小説が非常に長いわけです。説明文もそれなりに長いわけです。普通にゆっくり解けば問題なくできる可能性はありますが、50分という限られた時間の中で解かなければなりません。

国語の勉強に時間を割く生徒が少なく、全く国語の勉強をしない生徒もいます。何もしないでいつか急にできるようになるわけありませんし、入試になったら得点できるわけがありません。

解く順番もそうですが、それ以上に大事なことは国語の勉強をすることです。特に文章題はまず定期的に解くことです。私自身は毎日各1問(小説・説明文それぞれ)は解いた方がよいと感じております。正直、全くで勉強をしていない人は、毎日問題文を読むだけでも違います。

毎日必ず読めば読むスピードは上がってきます。スピードが上がればそれだけ問題を解く時間が増えるということです。どうとくか、解き方などは指導することができますが、問題文を読む時間がかかっているのは普段からの取り組み次第なわけですから、継続してやってほしいですね。

やらなくなればあっという間に読むスピードは落ちてしまいますので、少なくとも毎日とは言わずとも定期的に読む習慣をつけていきましょう。

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