テストの解きなおし

深谷市栄町にある彩北進学塾です。

毎日更新するはずが、コロナの後遺症かどうかわかりませんが、体調が悪く、お休みをいただいたり途中で帰ったりとする日が続きまして、なかなか更新できませんでした。まだ本調子ではありませんが、できるときに更新してまいります。更新がないままでも毎日このブログに訪れてくれている方が多くいらっしゃることに感謝申し上げます。

深谷市内の小中学校では、インフルエンザを中心に欠席が相次いで、学級閉鎖、学年閉鎖などになっているところが多くあります。コロナもそうですが、インフルエンザをはじめ、風邪など体調管理には気をつけないといけませんね。

さて、なんだかんだで中間テストが終わった学校が多くなってきております。南中や幡羅中はこれからですが、終わった学校の生徒は、「テストが終わったから遊ぶぞー」ではありません。

テストが終わったらもっとも大事なことが待っております。それが解き直しです。テスト前の勉強も重要。テスト自体ももちろん重要なのは言うまでもありませんが、テスト後をどうするかでその先が変わりますし、解きなおしをきちんと行っている人が学力が上がります。やった方がいい人ほどやらず、テストで満点近くだった人ほど解き直しをするわけですから、差がつく一方です。

勉強ができるようになりたい、今よりもっとわかりたい、高校入試で志望校に合格したい、という気持ちがあるのであれば、解き直しは絶対です。

テストの解き直しは、間違っていた問題の答えをうつすことでもなければ、答えを確認して終わりでもありません。

解き直しということで、全問題をもう1度解きなおします。そうするとテストでできなかった問題ができる場合があります。テストは時間内に解かなければなりませんが、解き直しに時間の制約はありません。時間さえあれば解けた問題があるはずです。また。勘で書いたり、どれにしようかな?と選択肢をいい加減に書いて正解しているものがあると思いますので、そこはしっかり理解をする必要があります。

間違えた問題は正解した問題よりも時間をかけてやり直しをしていく必要があります。間違える問題にはいろいろな理由があります。

・正解は分かっていたのに、解答欄に書くときに写し間違えた

・上記で書いたように分かっているが、時間内に終わらなかった

・考えたけど分からなかった

・問題見た瞬間に捨てた

のような違いがあります。

そのため同じ間違えでもやり方が異なります。

ただし、一つ言えることは間違えることには原因があるので、決して「ケアレスミス」「ちょっとうっかりミス」は存在しないということです。その原因を見つけてクリアしない限り、そのミスは今後も起こっていきます。

特に重点を置く必要があるものは、テストの問題の答えや解説を見ても理解できない、読んでも何を言っているか分からない問題です。こういう場合は、根本的に何も分かっていない状態なので、教科書や参考書などからその単元をすべて最初からやり直す必要があります。そんな時間はないといわれそうですが、実はこれが一番早いのです。間違えた問題だけをちょこちょこっと直したところでその単元の理解ができていなければ、次のテストでもできません。

次に同じ問題が出たら、きちんと理解して完璧に自力で正解できる状態にして初めて解き直しができたことになります。

そして注意する点は、国語の解きなおしをきちんとしてください。他の教科はやるのに国語のみ放置している生徒が多いのです。国語こそ解きなおしをして、どうしてそういう答えになるのか、どうすればそういう選択肢になるのかを必ず理解しておきましょう。

解きなおしは、テスト本番よりも時間がかかりますが、それが普通です。じっくり時間をかけて本当に必要な学習をしてほしいと思います。

コメント


認証コード3811

コメントは管理者の承認後に表示されます。