小学校の英語がますます大変に!?

深谷市の彩北進学塾です。

冬の講習は11日目を迎えております。

さて、来年度は小学校の教科書の小改訂となります。大幅な改訂ではないものの1つポイントとなってくるのが、「英語」です。

まず一つ目に、「単語数」が増加します。

現在の深谷市で採択されている英語の教科書では、計651単語ですが、来年度からの教科書では、757単語となり、106語増加しております。中には減る教科書もありますが、多くの教科書は増加となっております。

また、今まで以上に「書き」が増加します。中学英語へのスムーズな移行を目指し、小学5年生から徐々に「書くこと」に取り組むようになります。小学6年生になると複数の文章を書くものもあります。同時に「読むこと」においても今と比べると高度な英文を学習していきます。どちらも小学英語と中学英語のギャップを埋めるよう考慮されています。

中学生になると英語は「テストが難しくて点数が取れない」「学校の授業についていくのが精いっぱい」という声を聞きます。事実、中学1年生の1学期の最初のテストから平均点が低くなることもあり、最初から中学英語につまずいてしまう生徒が多くおります。

中学校3年間では約1600語の英単語を学びますが、単語が覚えられない、スペルが間違えてばかり、読めないなど、英語が苦手な生徒が口にしています。そういう意味では小学校・中学校と合わせると約2200語以上の単語を覚えなくてはならないわけですから、小学生の英語の段階から重要だということがわかります。

これらのことから、高校入試の英語、特に読解問題が長文化の傾向にあります。大学入試の共通テストで長文化が進んでいる流れがあり、それが高校入試にも影響しているわけです。

以上のことから、小学生の段階でしっかりと英語を学んでいく必要があります。地域や学校間の差がとてもある小学英語ですが、先を見据えての学習を進めていくことが大切です。

来年度からはさらに、デジタル教科書が本格的に導入されることになります。小学生だけでなく、中学生でも同様です。小学5年生から中学3年生までが対象となります。

英語がますます大変になるかもしれませんので、早めに、そして計画的に取り組む必要がありそうです。

彩北進学塾では中学準備の講座として「算数の復習」がございますが、同時に英語講座もあります。学習塾の役目でもある小学校英語から中学英語にうまく接続できるよう、「書き」の部分を多くして、対応いたします。

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