熊谷工業高校について

深谷市栄町の彩北進学塾です。

明日はテスト前恒例の早朝特訓となります。明日は南中の生徒が対象となります。朝の5時30分からです。

さて、先日、埼玉県立熊谷工業高校の学習塾対象の学校説明会に参加してきました。熊谷工業高校が塾対象の説明会を行うのが初めてだったのもあり、私自身も熊谷工業高校を知る良い機会となりました。

工業高校というとどんなイメージがあるでしょうか。私もそうですが、普通科出身としては実際に工業高校はどんなことをやっているか、卒塾生からの話を聞くくらいしかありませんので、偏ったイメージが正直ありました。

説明会で分かったことは、

・熊谷工業高校も今は大学進学も多くなってきている

・理系女子が増えてきている

・就職内定率が高い

ということです。

まず大学進学に関してですが、3年生になったら「専門技術コース」と「4大進学コース」に分かれます。また多くの大学の指定校推薦枠があり、深谷第一高校の指定校推薦枠と同じような大学がならんでいます。卒業生の中には、大学院修士課程を首席で卒業した生徒もいるとのことです。

続いて、女子が多くなってきているわけですが、現在3学年あわせて約30名の女子生徒が在籍しているそうです。各学年10名程度ということになります。多くの男子の中で生活をしているわけですが、通っている女子生徒たちは楽しくそして、堂々としているそうです。制服についても女子はスカートだけでなく、スラックスを選択できますが、スラックスはなんと市販のものでよいそうで、ユニクロのスラックスなどが使用できます。お財布にも優しいですね。

就職内定率については、10年連続100%を達成しているそうで、求人件数は3900件以上あるようです。公務員も割合は少ないですがおります。令和5年度ですと、学校就職企業へ144名、公務員9名、大学・短大37名、専門29名となっております。

部活動も盛んで、ソフトボール部は2年連続でインターハイ出場、ラグビー部は県予選で3位、剣道部も県で5位などの実績があります。文化部では、写真部が活躍しています。

そして、工業高校ならではですが、技能・技術系の競技大会の実績がすごいですね。若年者ものづくり競技大会の全国大会で敢闘賞、技能五輪全国大会に3年連続で出場など数々の実績があります。

熊谷工業高校は、建築科・土木科・電気科・機械科・情報技術科の5学科あります。倍率が高いのは情報技術科ですが、年によって学科によって変動があり、定員割れしてしまうこともよくあります。

説明会に参加してみて、専門学科は実際にいかないと分からないことが多いということを実感しました。説明会に参加して、校内見学などをさせていただいたことで、熊谷工業高校に対する見方も多少変わりましたし、非常に良い学校でした。設備もすごいですね。ぜひ学校へ足を運んで見学をしてみてください。直近ですと、7月27日に熊谷工業説明会があり、8月には部活動体験会や体験入学もあります。

熊谷工業高校